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Rapha








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チェコの23歳、マティアス・ヴァチェクがLidl-Trekとの契約を2029年まで延長
今年のジロ・デ・イタリアで大活躍し一気にブレイクした選手といえば、Lidl-Trekのマティアス・ヴァチェク。まだ23歳のチェコ人。
そのジロではまるでいつぞやのツール・ド・フランスのワウト・ファン・アールトのような鬼神のごとき働きでチームに貢献、ジロで最も印象に残った選手の一人といっても良いだろう。
また今年は母国でチェコ選手権ロードレースと個人TTで二冠を達成し、チェコチャンピオンジャージを纏う。
そんな彼がLidl-Trekとの契約を延長したことが伝えられた。
We're locked in with Mathias Vacek for four more years🤝🇨🇿
— Lidl-Trek (@LidlTrek) August 11, 2025
🗞️ https://t.co/xELfukOFhd pic.twitter.com/XOjcDQ6Z8j
今回の契約更新で2029年までLidl-Trekで走ることとなった。
それなりに登れ、独走で逃げられる力もあり、さらにスプリンターのためのリードアウトもこなせるオールラウンダーとも言うべき選手で、10月のヨーロッパ選手権にも出場予定だ。同レースは最後数キロが平坦だが、その手前に距離1.5kmで平均9.9%のきつい登りがある。そこでアタックして独走できれば、ヴァチェクの優勝もあり得る。
Lidl-Trekからはこれまでマッズ・ピーダスンを支えてきたヤスペル・ストゥイヴェンがSoudalーQuickStepへ移籍となっているので、その穴を埋めるためにも来年はクラシックでさらにヴァチェクにかかる期待は大きいだろう。
また昨年はブエルタ・ア・エスパーニャ、今年はジロ・デ・イタリアとグランツールを走ってきたが、ツール・ド・フランスはまだ。そこで来年はツールデビューとなるかも期待されるところだ。
なお現時点で2029年までLidl-Trekとの契約が続くのはこのマティアス・ヴァチェクだけとなっている。