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ロードレースニュース

クリス・ハーパーがQ36.5へ移籍

Jayco-AlUlaのオーストラリア人クリス・ハーパーがQ36.5 Pro Cycling Teamへ移籍

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今年Jayco-AlUlaで走るクリス・ハーパーが来年からQ36.5で走ることが明らかにされた。

ここ数日Q36.5 Pro Cycling Teamからは、エディ・ダンバー、フレッド・ライトの移籍が立て続けに発表されいるが、それにクリス・ハーパーも加わることになった。

今回のクリス・ハーパーの契約は2年で2027年まで。

クリス・ハーパーは30歳のオーストラリア人選手のクライマー。プロデビューは2020年の当時のJumbo-Visma(現Team Visma | Lease a Bike)で。そして2023年から母国オーストラリアのJayco-AlUlaで走ってきた。

これまでツアー・オブ・ジャパンの総合優勝などのキャリアがあるが、なんといってもキャリア最大の栄光は今年のジロ・デ・イタリア第20ステージでのステージ優勝だろう。あのサイモン・イエーツが歴史的な大逆転総合優勝を引き寄せた奇跡の日だ。

トム・ピドコックが来年のツール・ド・フランスでおそらく総合成績を争うエースとなるだろうが、そうなった場合そのアシストとしてクリス・ハーパーは大きな役割を果たすだろう。またエディ・ダンバーのアシストとしても働く可能性がある。年間通じて大車輪の働きが求められるだろうか。

それにしてもQ36.5 Pro Cycling Teamの立て続けのこの移籍契約は、同チームが2029年に(2026~2028までの3年間が2029年に向けた昇格・降格の審査の対象期間))ワールドチームへ昇格しようとする強い意志を感じると言わざるを得ない。同じスイスのProTeamであるTudor Pro Cycling Teamもそのライバルとして補強を進めていくだろう。2029年にはスイスからワールドチームが再び、しかも2つ誕生することになるだろうか。


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