レビュー
Rapha








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2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第2ステージで落車のアクセル・ザングルは肩の脱臼とバイク盗難の二重苦。
昨夜の2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第2ステージは記事「集団落車でヴィンゲゴーも落車も意地のステージ優勝!2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第2ステージの結果、レビュー、ハイライト」で紹介したように、途中から降った雨の影響で集団落車が発生。そこにヴィンゲゴーやピドコックといった有力勢が巻き込まれた。

その両名はどれも軽い負傷で済んだのだが、最も被害が大きかったと思われるのがヴィンゲゴーのチームメイトのアクセル・ザングルだ。この画像のようにメディカルカーを支えにして、ずっと医療スタッフが彼の太ももあたりを触っている様子が映像に映されていた。
正直🐷はこの時点で「骨折でリタイアか・・・」とも思っていたのだが、一旦救急車(?)に入ってからすぐに出てきて驚くべきことにスペアバイクでレース復帰を果たした。
レース後にそんな彼の被害が明らかとなった。2回肩を脱臼したようだ。それに加えそしてもう1つの不幸が彼を襲った。
情報源:Vuelta Nightmare for Axel Zingle: Crash, 2 Dislocated Shoulders, and a Stolen Bike
まず脱臼については肩の脱臼だったようだ。しかも同時に2回。落車したときに1回目。そしてその脱臼を直してもらってレース続行となり、ジェルを取ろうと背中に手を回したときに2回目という感じだったようだ。救急車(?)に入ったのはその2回目に脱臼した肩をハメ直すためだったとのこと。
アクセル・ザングル本人が言うには、深刻な負傷ではなく、不幸にも脱臼しただけと。ただ脱臼したのは初めての経験だったため、脱臼に慣れているプリモシュ・ログリッチやジュリアン・アラフィリップの名人芸(?)のように自分で直すことができず、それで医療班に助けてもらったと。
次に彼を襲ったもう1つの不幸が、バイクの盗難。ザングルが2回目の脱臼を直すため救急車に入るとき、近くにいた観客?にバイクを預けたらしい。ザングル曰く「あまり英語ができない人物だった」。
そして治療を終えて救急車から出てくるとその男の姿とともにバイクが消えていた。
そのためザングルはチームカーを待ってスペアバイクで復帰せざるを得なかったと明かした。