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2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第7ステージ

アユソー復活!ピーダスンはクライマー?2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第7ステージは前日に遅れたアユソーがステージ優勝

2025ブエルタ・ア・エスパーニャは前日に大きく遅れたフアン・アユソーが復活の勝利。その結果とハイライト。

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2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第7ステージは獲得標高が4000m超の本格山岳ステージ・・・のはずだったが、スプリンターのマッズ・ピーダスンが!?

第7ステージのコース

コースプレビューと優勝予想は「獲得標高4000m超!2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第7ステージのコースプレビューと優勝予想」で。

2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第7ステージのコースプロフィール

レース展開ハイライトとレビュー

残り20km:ピーダスンさん!?

この第7ステージはスタートから驚くべき展開となった。山岳賞ジャージのジェイ・ヴァインが山岳賞をキープるすため逃げに乗るのは当然だが、第6ステージでコンディションが悪く登りで遅れたフアン・アユソーがいきなり力強く逃げに乗る。

さらに短い登りならこなせるとはいえスプリンターであるはずのマッズ・ピーダスンも。マイヨ・プントス(ポイント賞)のためのポイント稼ぎと、ジュリオ・チッコーネのための前待ちという可能性もあるか。

そしてこの12名の逃げ切りが終盤まで逃げ続ける。プロトンはマイヨ・ロホのトースタイン・トレーエンがいるBahrain Victoriousが終始コントロール。強引に逃げを追うことはしない。

そして残り20kmをきってもこの12名がプロトンから4分差で逃げ続け、逃げ切りがほぼ確定する。何より世界を驚かせたのは、マッズ・ピーダスンがこの段階になってもまだ残っていたこと。

ピーダスンとすれば今日の中間スプリントポイントが最後の1級山岳の登りの途中、フィニッシュまで残り14kmのところに設定されているので、そこを先頭通過しないと今日の目標が達成できないことになる。

まるでクライマーになったかのように錯覚させるピーダスンは、無事にその中間スプリントを1位通過。さすがにピーダスンはこれでお仕事終了。後方へ下がっていく。

それにしても脚質ノルウェー、脚質ワウト、脚質マッズという新しい概念が誕生か?

1級山岳でアユソーがアタック!Vismaがペースアップ!

ピーダスンがいなくなった逃げ集団からは前日から一転して絶好調になったかのようなフアン・アユソーが鋭くアタック!

そのアユソーを追うのが、Arkéa–B&B Hotelsのラウル・ガルシアとIsrael-PremierTechのマルコ・フリゴ。だが好調のアユソーが少しずつ二人との差を広げていく。ただもう純粋にアユソーが強い!

マイヨ・ロホ争い!

総合勢のグループは登りの途中からBahrain VictoriousからTeam Visma | Lease a Bikeの強力な牽引にチェンジ。さらに途中からUAE Team Emirates – XRGが先頭に。そこからジョアン・アルメイダがペースアップ。

この攻撃についていけたのは、ヴィンゲゴー、チッコーネ、ベルナル、クス。ここまで粘っていたマイヨ・ロホのトースタイン・トレーエンらは遅れてしまう。

このままこの強力なメンツが後続をどんどん突き放していくのかと思ったのだが、前日の第6ステージと同じくすぐに脚を緩めてしまう。その隙に後続が追いつきまた1つの集団へ。

そしてレース先頭ではフアン・アユソーがステージ優勝。両耳をおさえる謎のポーズでフィニッシュ。

ジョアン・アルメイダとの確執、チーム内の立場、移籍の可能性などいろいろ憶測がニュースになるアユソーだが、これは「外野のくだらない憶測・ゴシップは無視!」という意味だろうか。

そして総合勢も結局かたまってゴール。この結果トースタイン・トレーエンのマイヨ・ロホキープが確定。その可能性はなくはなかったが、個人的には正直可能性は低いかなと思っていたので少し予想外。

明日は平坦ステージなのでトレーエンのマイヨ・ロホキープはほぼ確実だろう。問題はその次の第9ステージ。丘陵ステージで最後がまた山頂フィニッシュ。そこを乗り切れれば翌日は休息日。大会第1週目をマイヨ・ロホを着て終えられるという名誉を手に入れることができる。

なおフアン・アユソーはこのステージ優勝で総合順位を大きくあげて総合43位から25位に(とはいえトップから7分以上の遅れだが)。そしてチームメイトのマルク・ソレルはステージ9位に入り総合12位に。

レース全体のハイライト動画

結果

ステージトップ10

順位選手チームタイム差
1Juan AyusoUAE Team Emirates – XRG1位との差
2Marco FrigoIsrael – Premier Tech1:15
3Raúl García PiernaArkéa – B&B Hotels1:21
4Harold TejadaXDS Astana Team1:28
5Sean QuinnEF Education – EasyPost,,
6Kevin VermaerkeTeam Picnic PostNL,,
7Eduardo SepúlvedaLotto,,
8Brieuc RollandGroupama – FDJ2:17
9Marc SolerUAE Team Emirates – XRG2:30
10Thomas PidcockQ36.5 Pro Cycling Team2:35

総合トップ10

順位選手チームタイム差
1Torstein TræenBahrain – Victorious1位との差
2Jonas VingegaardTeam Visma | Lease a Bike2:33
3João AlmeidaUAE Team Emirates – XRG2:41
4Giulio CicconeLidl – Trek2:42
5Lorenzo FortunatoXDS Astana Team2:47
6Matteo JorgensonTeam Visma | Lease a Bike2:49
7Jai HindleyRed Bull – BORA – hansgrohe2:53
8Giulio PellizzariRed Bull – BORA – hansgrohe,,
9Egan BernalINEOS Grenadiers2:55
10Felix GallDecathlon AG2R La Mondiale Team2:58

各賞1位

総合1位Torstein Træen(Bahrain – Victorious)
ポイント賞1位Mads Pedersen(Lidl – Trek)
山岳賞1位Jay Vine(UAE Team Emirates – XRG)
新人賞1位Juan Ayuso(UAE Team Emirates – XRG)


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