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【標高、空気汚染、高温多湿】2025世界選の環境がかなり厳しいもよう

世界選手権の舞台キガリの厳しい環境が選手のパフォーマスに影響大?

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昨夜から始まったUCIロードレースの世界選手権。史上初のアフリカ大陸での開催で、舞台はルワンダの首都キガリ。そのオープニングを飾るのは男女の個人タイムトライアルだった。

そのエリート男子では登りの多いコースであったにもかかわらずレムコ・エヴェネプールが最大のライバルのタデイ・ポガチャルを粉砕。衝撃的な強さで他の選手を屈服させ圧勝した。

だがその勝負の地キガリはかなり厳しい環境にあり、それが選手たちのパフォーマンスに大きな影響を与えている可能性が指摘されている。

情報源:Kigali conditions see top riders falter in elite time trials, but can they turn it around before the road races? – World Championships analysis

昨夜のTTでも男女のレース両方で本来の実力を全く発揮できない選手が相次いだ。オランダ代表だったINEOS Grenadiersのテイメン・アレンスマンは50分間の出力が普段よりも50~60ワット低かったと話す。

その要因として挙げられているのが次の複数の事情だ。

  • 交通量と排気ガスによる空気の汚さ
  • 空気が埃っぽく、砂も舞う
  • 海抜1500m以上の高地と空気の薄さ
  • 気温と湿度の高さ
  • 欧米大陸でのロードレース期間中であるため、そもそも世界選に特化した準備が十分にできない
  • 現地には、特にTTのために長い距離を走ってしっかりとトレーニングをつめるコースが近くにない

フランスの女子選手の1人は、空気の薄さと空気の汚さ・埃っぽさから「呼吸をしにくい」、「これまでで最もタフな環境」とさえ語る。

選手はもちろんそのような条件に慣れなければならないが、それには日数がかかる。一部の選手は早くからそれを想定したトレーニングをしていたり、現地に早くから入って体を慣らしていた選手もいる。しかしそれができず、数日前に現地入りという選手も多い。後者の場合はかなり環境の適応に苦しむこととなると予想できる。

ベルギーチームについて言えば、記事「ベルギー代表はアフリカで徹底的な感染病・衛生面の管理。2025年世界選手権に向けて1年前から準備」で紹介したようにかなり前から入念な準備をしており、こうしたキガリでの環境をも考えれば、レムコの圧勝は必然だったのかもしれない。100%の力を発揮できた数少ない選手の1人だったと言えるだろうか。


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