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ロードレースの情報

バイクブランドFactor「イスラエルがチーム名と国旗を変えないなら契約をやめる」

英国ブランドFacorはIsrael-PremierTechとの契約継続について、イスラエルの国名と国旗をはずさないかぎり契約継続はないとの方針

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今年のブエルタ・ア・エスパーニャでIsrael-PremierTechはアメリカの若き天才マシュー・リッチテッロ(Matthew Riccitello)が新人賞1位、そして総合成績5位というすばらしい戦績を残した。

しかし同チームに対するメディアや世間の関心はそんなリッチテッロの活躍についてよりも、親パレスチナデモによる激しい抗議活動のターゲットになった点についてのほうにより向いていたように思われる。

ブエルタは終了したものの、先日はイギリスやカナダなどが、そして本日はフランスがパレスチナを国家として承認した。

一方ドイツはナチスという歴史上の事情からユダヤ人国家のイスラエルに対して配慮せざるをえないため、現時点でもパレスチナの国家承認はしない方針を維持。

だがヨーロッパでそれなりに力を持っているだろうイギリスやフランスといった国が今回承認にまわったわけで、それはIsrael-PremierTechに対するデモ活動を勢いづかせる根拠になるのではないだろうか。またフランスの決断により、来年のツール・ド・フランスで今年のブエルタ以上の規模のデモが発生する懸念が強まったと言えよう。

同チームに対する世間の評判が悪くなれば、チームのスポンサーも離れていくだろう。そうなるとチームの運営はかなり厳しいものとなる。

こうしたことに関連して、Israel-PremierTechにチームバイクを供給するイギリスブランドFactorは、すでにチーム側と話し合い、「チームがイスラエルという国名をチーム名から外し、イスラエル国旗を降ろさない限り、チームとの契約継続はない」と伝えたようだ。

情報源:“We won’t continue unless the team name and flag change”: IPT bike supplier threatens to jump the ship

過日にこのブログでも「Israel-Premier Techがチーム名を来年から変更?ギルマイがIsrael-Premier Techへ移籍?」で上述の関連する内容を伝えたわけだが、一部の報道によればどうやらすでに暫定的にではあるものの、チーム名からイスラエルという国名を外すこととに加えてその国旗も外すことについてもすでに同意が形成されているとのことだ。

ただそれが実際に現実化した場合にチームの国籍はどうなるのだろうか。チームのオーナーであるシルヴァン・アダムスはイスラエルとカナダという二重国籍を有する大富豪であるので、単純にいえばもう1つの国籍であるカナダのチームとなる可能性がある。

ただそのためにはカナダにおいてチーム運営会社(チームのライセンスを持つ団体)が法人(本社)登記をする、またはUCIライセンスを申請した際にカナダを選択する必要がある。

Factorはイギリスブランドであるため上述のようにイギリスがパレスチナを国家として承認しただけに、イギリス国民または同国の政治スタンスに影響されざるを得ないだろう。


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piginwired
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