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今年は史上最悪。ベルギーメディア「ワールドチームの残席は10程度」

ベルギーメディア「ワールドチームの残席は10あるかないか」。今年は史上最悪の移籍市場なのか。

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今年の移籍市場は、ワールドチームの1つArkéa–B&B Hotelsのチーム消滅問題、Israel-PremierTechとイスラエルとの問題、そしてベルギーのProTeamの1つLottoとそのワールドチームの1つのIntermarché-Circus-Wantyとの合併問題という3つの問題が重なるものとなっている。

そのうち最後の合併問題については、選手協会(CPA)の会長アダム・ハンセンが、「合併により解雇されるか否かの情報がチーム側から選手にしっかり伝えられておらず、選手は来年に向けて身動きがとりにくいつらい立場に追い込まれてしまっている」という危機意識と手続きの進展状況の問題点を明らかにしている。それを伝えたのが上の記事だ。

そんな複数の大きな問題を抱えた今年の移籍市場は、史上最悪の市場か?

情報源:Pro Cycling Has Never Faced a Transfer Market as Bad as This

まだ2026年に向けた契約発表のない選手のリスト

少し前にその時点でまだ来年度の契約がない、もしくは発表されていない選手の一部ついて、ワールドチームの選手を中心にリストにした記事を書いた。それが下の記事だ。

このリストに載っている選手でも、この記事の日から現時点までに来年度の契約の発表がなされている選手も出てきている。しかしそれでも上リストの選手はあくまで一部であり、載せていない選手がProTeamの選手も含めて大勢いる。

今年ワールドチームとProTeamで走っていたいた選手について言えば、まだワールドチームで90人以上が、ProTeamで70人以上が契約のない、または発表がない状態となっている。

ワールドチームの残席は10席弱?

ベルギーメディアのSporzaでは、(おそらくワールドチームの選手について)

“Momenteel zijn nog zo’n 60 à 70 renners op zoek naar een plaats, terwijl er nog maximaal 8 à 10 vacatures zijn. Er zullen dus tientallen renners uit de boot vallen.”

訳「現在、約60~70人のライダーがまだ契約のない状態だが、空きは最大でも8~10人。つまり、数十人のライダーが仕事を失うことになる」

このように報道されており、相当の数の選手が厳しい状況にあると言える。

またチーム予算が76億円以上とされるような金満チームであるUAE Team Emirates – XRG、Red Bull-Bora-Hansgrohe、Lidl-Trekはすでに来年度のチーム編成をほぼ完了しているため、こうしたチームと契約することはもはや不可能な状況にある。

このSporza報道を信じれば、ワールドチームの椅子取りゲームについていえば残っている椅子は10あるかないか。

これほどの厳しい状況はあまり記憶にない。それゆえ今年は史上最悪の移籍市場と言えるかもしれない。


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piginwired
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2 comentarii

  1. ちょっと気になっているのが留目夕陽選手です。 彼は確かEFと2年契約だったはずですが、もしかして、このまま2年で契約終了になってしまうんでしょうか?

    • 残念ながら現時点で彼の情報はないブヒね。気になるけども・・・

      小山選手はブルゴスと無事契約延長できたので、留目選手もたとえ1年契約でもいいのでそれに続いてほしい・・・
      あと新城と同じチームの岩村元嗣も契約更新となるか気になるブヒね。

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