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EF Education-EasyPostのエステバン・チャベス(Esteban Chaves)が引退
EF Education-EasyPostで走るベテラン、35歳のコロンビア人クライマー、エステバン・チャベス(Esteban Chaves)の引退が発表された。
もともとチャベスについては「新城、留目、フルーム、カラパスなど現時点で来年度の契約がない・未発表の選手の一部のリスト」で書いたように、来シーズンの契約が発表されていないままの状態で、その進退が注目されていた選手の1人だった。
エステバン・チャベスは35歳のコロンビア人で2011年に当時コロンビアのプロコンチネンタルチームだったColombia es Pasión – Café de Colombiaでプロデビュー(このブログではプロコンチネンタル以上がプロの定義)。その後2014年にはワールドチームのOrica GreenEDGEに移籍。そこからはずっと同チームで走り続けてきたが、2022年からEF Education-EasyPostに移籍。今に至るまで14年間のプロ生活となった。
これまでにグランツールではツール・ド・フランスに4回、ジロ・デ・イタリアに5回、ブエルタ・ア・エスパーニャに8回の出場経験を持つ。
キャリア最高の勝利はモニュメントの1つイル・ロンバルディアを2016年に優勝した(同年のその前哨戦ジロ・デッレ・エミリアも優勝)ことだろうか。さらにその2016年ではジロ・デ・イタリアで総合2位、そしてブエルタでは総合3位という素晴らしい結果を残した。
その他にもジロ・デ・イタリアで3回のステージ優勝、ブエルタ・ア・エスパーニャでも2回のステージ優勝を達成している。
チャベスは今回の引退については正しい決断だと話し、これまでのキャリアはとても誇らしく、またこうして引退を迎えられたことはとても幸せだと語る。引退後に何をするのかはまだわからないが、まずは家族との時間を大切にしていくようだ。