レビュー
Rapha




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ベン・ヒーリーが語る2025世界選手権におけるレムコ・エヴェネプール怒りのバイク交換シーンについて
今年も激しいサバイバルレースとなった世界選手権ロードレース。結局タデイ・ポガチャルが独走で連覇を達成したわけだが、そのポガチャルのすごさよりもある意味で目立って記憶に残ったのがレムコ・エヴェネプールだ。なんといってもあの怒りのバイク交換シーンは大興奮のものだった。
今年を象徴するシーンといえばやはりこれか?#ロードレース #ロードバイクpic.twitter.com/WNuGV3oMV0
— 🚴バイクニュースマグ@ワイアードの豚🐷 (@BikeNewsMag) November 20, 2025
このバイク交換はレムコ曰く「サドルの高さがあっていなかった」という理由だったが、レース後には担当メカニック(レムコの親類)がサドルの高さはスペアバイクでも全て同じだったと証言、さらに翌日の朝にはレムコ自身も「バイク交換しなければよかった」と話していた。この点については過去記事でも紹介した。
その印象的なレムコのバイク交換について、第三者の目線として世界選3位に入ったアイルランドの英雄ベン・ヒーリーが当時を振り返って次のように語る。
レムコと同じ集団で走っていたベン・ヒーリーは、レムコはただポガチャルのモン・キガリでのアタックについていけなかっただけと率直にその考えを明かす。そしてポガチャルがアタックをしかけたときレムコはちょっと興奮した状態にあったと語る。
そしてヒーリーは「そもそもレース前半ではレムコはしっかりとポガチャルについて登れたいたわけで、終盤になってからサドルの高さどうこうと言うのはおかしい。単にポガチャルについていけなかっだけ」と話す。
上の過去記事の通り、レース後にはレムコの担当メカニックは「バイクにはなんの問題もなかった」と話したわけだが、ベン・ヒーリーは、メカニックがそんな正直にありのままを話したのは、結局のところレムコが全てをそのメカニックの仕事のせいにしようとしたからだと語る。
そうした同じチームのスタッフへの態度がベルギー陣営のレムコへの態度を硬化させ、レムコへの冷淡な態度を引き起こしたのだろうと考えている。そして、「レムコはスタッフからそんな態度を取られるのも当然だ」と。