ダミアーノ・カルーゾが来年で引退

Bahrain Victoriousで走るイタリア人の38歳のベテランクライマー、ダミアーノ・カルーゾ（Damiano Caruso）が来年限りでの引退を表明した。曰く、「2026年が最後となる」。

情報源：Damiano Caruso “fully satisfied” with the 2025 campaign, announces that 2026 will be his final year in peloton

カルーゾは今年で引退する可能性を内包したまま今シーズンをスタート。しかし今回カルーゾは今年を振り返り、かなり満足したシーズンだったと語る。

実は彼の中では今シーズンスタートの時点ではすでに今年限りでの引退はほぼ決定事項だったようだ。

なぜならその前年の2024年はジロ・デ・イタリアを完走するも、特に同年後半においてブエルタ・ア・ブルゴスを第2ステージでDNF、ブエルタ・ア・エスパーニャを第7ステージをDNS、イル・ロンバルディアもDNFと不本意な結果が続いたからだ。

しかし今シーズンはツアー・オブ・ジ・アルプスで総合6位、ジロ・デ・イタリアで総合5位、そしてブエルタ・ア・ブルゴスではステージ優勝といった成績を残したことで、まだ自分はやれるし、チームにも貢献できると改めて認識できたようだ。いわば自分自身を再発見した。

そんな今年に彼は完全に満足していると言う。結果考えを改め直し、もう1年がんばろうと決意したようだ。