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ヤスペル・フィリプセン恐れるライバルスプリンターとは?
現在最強のスプリンターの一角がAlpecin-Deceuninck(来年からAlpecin-PremierTech)のエーススプリンターであるベルギー人で27歳のヤスペル・フィリプセン。
そんな彼が来る2026年シーズンで「これまでにとても進化した選手で、間違いなく恐ろしいライバルとなる」と話すスプリンターがいる。
イタリアメディアのLa Gazzetta dello Sportに対して彼がそう語った選手とは、2つ年下25歳のイタリア人でLidl-Trekのエーススプリンターであるジョナサン・ミランだ。
ジョナサン・ミランはかつてBahrain Victoriousでは新城幸也とチームメイトであったが、フィリプセン曰く「その頃は実力を発揮できていなかった」。しかし、「Lidl-Trekに入ってからいっきにレベルアップした」と。
ジョナサン・ミランがLidl-Trekに加入したのは2024年。その前年度の2023シーズンではジロ・デ・イタリアでステージ優勝とポイント賞を獲得していたりはしていたが、やはり主要な戦績を見ると2024年からのリザルトのほうが目立つ。
2024年はジロ・デ・イタリアでステージ優勝とポイント賞、ティレーノ~アドリアティコでのステージ優勝など、そして2025年はなんといってもツール・ド・フランスでステージ優勝かつポイント賞獲得、加えてUAツアーやクリテリウム・デュ・ドーフィネなどでのステージ優勝も。
今年は2度の落車が彼を苦しめた。特にツール・ド・フランスでの落車は序盤で大会リタイアを余儀なくさせた。
そんなフィリプセンだが、来年度のレース予定については「今年とだいたい同じ」と話す。来年も最大目標はモニュメント(ミラノ~サンレモやパリ~ルーベか)で勝利すること、そしてツール・ド・フランスでの勝利だ。
またジロ・デ・イタリアに出場する可能性も否定はしない。もしジロに出るならば彼にとっては初出場となる。