レビュー
Rapha




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なぜ2026パリ~ルーベは男女同日開催なのか?
パリ~ルーベはその女子版が2021年に始まった(本来第1回となるはずだった2020年はコロナで中止)。その女子版ことパリ~~ルーベ・ファムはこれまで男子の前日の土曜日というスケジュールだった。
しかし来年の2026パリ~ルーベは男女が同日(4/12の日曜日)開催となる。一体なぜ来年はそのように変わるのか?
この点につきパリ~ルーベ主催者であるASOのレースディレクターThierry Gouvenouは、海外メディアのDirectVeloの取材に対して次のように同日開催の理由を2つ説明する。
“First, there’s the issue of security. Setting up the security arrangements only needs to be done once if you combine everything on the same day. It’s much less of a burden for law enforcement. There are also budget reasons,”
訳「理由の1つはセキュリティ上の都合だ。その編成を一度で済ませるためには全部同じ日にやればいいからだ。関係当局の苦労もずっと少なくなる。もう1つの理由は予算の節約だ」
以上のように警備面と予算面の2つが同日開催の理由だ。確かに納得の理由だ。交通規制なども連続2日間よりは1日で終わるほうが理解を得られやすいだろう。
またここで語られてはいないが同日開催の(隠れた)メリットとしては、やはり男子レースという大舞台は世界的注目が高いため、観客動員数や視聴率という点で男子レースと同じ日にやるほうがより良好な結果になるということも考えられる。
実際ロンド・ファン・フランデレンは男女同日開催(男子レース後に女子がスタート)であり、そうすることでメディアという観点での成功を収めていると言われている。
このように来年のパリ~ルーベは男女同日開催となるわけだが、それだけでなく同時に同大会のU23レースとジュニアレースも開催される。つまり4種類のレースが同じ4/12に開催される。