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Rapha








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レムコの移籍代は13億円弱、アユソーは18億円強か
かつてランス・アームストロングやアルベルタ・コンタドールたちのチームマネージャーとしてその手腕を発揮していたヨハン・ビュルイネール(今はUCIによってレースから永久追放)。そんな彼が今年のレムコ・エヴェネプールのRed Bull-BORA-hansgrohe移籍について、「Red Bull-BORA-hansgrohe側がSoudalーQuickStep側に700万ユーロ(12億7800万円)を払ったと聞いた」と語った。
今年の移籍市場はArkéa–B&B Hotelsの消滅、LottoとIntermarché-Wantyの合併、UCIルールの変更などがあり、ロードレース史上最悪ともいえるような状況だった。今もまだ多くの選手が来年度の契約のない状態だ。関連記事にとして次の記事も再び見て欲しい。
そんな今年だが移籍のビッグニュースにも事欠かないものだった。
キアン・アイデブルックス、フアン・アユソー、ディラン・フルーネウェーヘンなどなど有名選手の移籍が相次いだ。そしてその中でも最も大きなニュースがレムコ・エヴェネプールのRed Bull-BORA-hansgrohe移籍だった。
レムコ・エヴェネプールは2026年いっぱいまで契約が残っていたが、1年前倒しで契約を途中解除。その1年分の補償を含めて、
“I heard Red Bull paid Soudal 7 million, even though he only had a year left on his contract,”
訳「聞いたとこによると、レッドブルはスーダルに700万ユーロ(約12億7800万円)を払ったらしい。契約はあと1年分残ってただけだったが」
これはスーダルにとってレムコの1年分に13億円弱の価値があったということだろうか。
この支払いが一括だったのか分割払いなのかは不明だが、どちらにしろヨハン・ブリュイネルは「お大きな賭け」だと表現する。
またヨハン・ブリュイネルはLidl-Trekへ移籍することになったフアン・アユソーについても、「ソースによると移籍金は1000万ユーロ(約18億2550万円)。クレイジーだ」と話す。
アユソーがレムコより高いのは、本来の契約の残りの年数の違いだ。レムコが1年だったのに対して、アユソーは2028年まで契約があったという違いがある。その分アユソーは高くなった。
さて今年もいよいよ師走だが、まだ残っている特に注目される移籍情報は主にデレク・ジーとオスカル・オンレーの2名だろう。前者はLidl-Trekとの噂が、後者はINEOS Grenadiersとの噂がある。特にオンレーについてはもうすぐ発表されるとの情報もある。