レビュー
Rapha








Enter your email address below and subscribe to our newsletter

トム・ピドコック「今年のツール・ド・フランスでは苦しみを楽しみたい。そうすれば結果はついてくる」
先日、今年のツール・ド・フランスとブエルタ・ア・エスパーニャについてその全出場チームがワイルドカード枠を含めて発表されたことを伝えた。次の記事がそれだ。
昨年終了時点でのProTeamランキングで上位3チームであるTudor Pro Cycling Team、Pinarello-Q36.5 Pro Cycling Team、そしてCofidis(ワールドチームから降格)は自動的に全てのグランツールに出場できる権利を与えられる。
それら3チームの中で総合争いという点で最も注目されるのはやはりトム・ピドコック擁するPinarello-Q36.5 Pro Cycling Teamだろう。
そして今回ピドコック自身がツール・ド・フランス出場を明言し、今年のツールでは苦しむことを楽しみたいと抱負を語った。
情報源:‘I want to enjoy the suffering’ – Tom Pidcock confirms Tour de France return
ピドコックは昨年の2025ツール・ド・フランスには出場しなかった。その理由はロードレースの中で最も重圧とストレスがかかるツールに挑戦するには心身ともにもう一度リフレッシュし準備を整える期間が必要だったからだ。その点について伝えた下の昨年の記事をまた読んでほしい。
一方で昨年はジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャに出場し、それぞれ総合16位と総合3位。特にヨナス・ヴィンゲゴーが参戦したブエルタで総合表彰台にのぼったことは本人にとって大きな達成感と自信となったのではないか。
そして今年はチームもピドコックのための(?)補強を実施。フレッド・ライト、エディ・ダンバー、クリス・ハーパー、トーマス・グローグといった登れる選手を獲得した。同時にスプリンターとしてサム・ベネットとも契約した。
このように昨年のツール不参加によるリフレッシュ、ブエルタでの自信、そして補強という3つの要素を揃えてついに今年ツール・ド・フランスにトム・ピドコックが帰って来るわけだ。
またツール・ド・フランスへの準備という点でも、昨年はジロ・デ・イタリアのワイルドカード枠での出場を確定させるために、ピドコックはシーズンを早くスタートさせ、忙しい春のレースをこなした。その結果ジロにもやや準備不足だった面があったと話す。しかし今年はしっかりとツールに向けた準備ができる。
そして上述のようにツールでは苦しむことを楽しみたいと語り、
“I think if we can enjoy it and enjoy the suffering as a team, then the results will come from that.
訳「チームとしてツールを楽しみ、苦しむことを楽しめれば、結果はついてくるだろう」
これは、チーム一丸となってツールを全力で戦えれば総合表彰台が見えてくるという意味だろうか。とにかく今年のツールでは本気のピドコック(本気のダウンヒル?)が見られるだろう。彼がポガチャル、ヴィンゲゴー、レムコの3強の戦いをどれだけ撹乱でき、それに割って入れるか楽しみだ。