Enter your email address below and subscribe to our newsletter

ポガチャルのホイールはUCIルール違反?ストラーデ・ビアンケのENVEの“謎ホイール”の正体

ストラーデ・ビアンケでポガチャルが使ったホイールは違法?ポガチャルのENVEの謎ホイールについて

Share your love

2026年のストラーデ・ビアンケで圧倒的な走りを見せたタデイ・ポガチャル。しかし世界の注目を集めたのは彼の走りだけでなく、彼が使っていた機材・技術面についても同様だった。

まずポガチャルがつけていた謎のセンサーについては、昨日の記事「ポガチャルがつけていた謎のセンサーの正体は?2026ストラーデ・ビアンケで上腕部に使用」で紹介した。

続いて今回はポガチャルが使用していたENVEの謎のホイールついての紹介だ。なぜならそのリムハイトが、UCIの新規則に違反しているのではないかという疑惑が浮上したからだ。

情報源:Tadej Pogačar’s Enve wheels are too deep for the new UCI rules, so how did he get away with using them at Strade Bianche?

UCIの新規則とENVE SES 6.7

2026年シーズンから、UCIは安全性の観点からホイール規則を変更した。主要な変更点については「2026年からのUCIルール変更点まとめ」を再び見て欲しい。

その記事でも書いたように新ルールではリムの深さは最大65mmまでとなる。あまりにリムハイトが高いと横風での操縦の困難性が増し落車の危険性が高まるからだ。集団走行している場合は容易に他選手を巻き込むこととなり、より被害が拡大する。

しかしポガチャルがストラーデ・ビアンケで使っていたホイールは、フロントのリムハイトが60mm、そしてリアホイールはリムハイトが67mmのENVE SES 6.7(67mm)なのではないかとの疑念が海外で出ていた。

その現行のENVE SES 6.7(前後あわせて)のスペックは日本公式代理店ダイアテックのWEBページによると次のようになっている。

たしかにリアのリムハイトは67mmとなっている。単純に考えればUCIルールに違反してアウトだ。

それではなぜポガチャルは失格なっていないのか?

ポガチャルが使っていたのは、プロトタイプの新ホイール

この点レース後にUAE Team Emirates – XRGとENVEの双方からなされた説明で、ポガチャルが使用したホイールは65mm仕様のプロトタイプだったことが判明した。

ホイールのデカールには6.7との表示がそのままデザインされていたようだが、実際は「6.5」だったわけだ。

そしてENVEの説明によると、今回のホイールは単なる応急処置ではなく、新規開発プロジェクトとして作られたものらしい。つまり単に既存の6.7を少しだけいじっただけではなく、新規格に合わせて完全に設計し直したということだろう。

このプロトタイプホイールはポガチャルだけでなく、すでにブランドン・マクナルティなど他のUAEライダーも使用しているようだ。

トレンドは「前浅・後深」のリムハイト

以上のことでポガチャルのホイールの謎が解けたわけだが、67mmだろうが65mmだろうがどちらにせよ、フロント側よりもリア側のリムハイトを高くするという思想は同じだ。これは近年多くのチームが採用する共通のトレンドと言える。

そうするほうがよりエアロ性能が高くなるのか、フロントだけでも軽量さを稼ごうとしているのか、フロントがディープすぎると横風に対してあまりにもハンドルが取られすぎる危険があるからだろうか。

あるいはそれら複数要素のバランスをとる運用か。それならば登りの多さやどの程度の横風が予測されるかによって、チーム側もフロントホイールの運用を変更することもあり得るだろう。

Împărtășește-ți dragostea
piginwired
piginwired
Articole: 8325

Lasă un răspuns

Adresa ta de email nu va fi publicată. Câmpurile obligatorii sunt marcate cu *

Acest site folosește Akismet pentru a reduce spamul. Află cum sunt procesate datele comentariilor tale.

Stay informed and not overwhelmed, subscribe now!