ロードバイク初心者でもウェアは肩紐があるビブショーツを買うべき理由。その2つのメリット。
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今回はロードバイク初心者に向けて、レーサーパンツ(レーパン)の選び方やで。初心者が最初にロードバイクのウェアを買うとき悩むことの1つが、パンツ。レーパン。
ま、レーパンをそもそも使うか否かという問題もあるけど、今回はそれはちょっと置いておく。今回の記事では、肩紐があるタイプかないタイプのどちらを選ぶべきか?こういう観点の記事や。
結論を先に言うと、肩紐があるタイプ買っとけ!
関連記事:ロードバイク初心者がまず買うべき超おすすめウェア、dhb Aeronのビブショーツのレビュー。2年間で50回ほど使用・洗濯した後どうなったか?
目次
(1) そもそもビブショーツとは?なぜビブショーツを買うべきなのか?ビブショーツのメリットとは?
ワシが愛用してるWiggleのプライベートブランド、dhbによるdhb Aeronビブショーツ |
①ロードバイク用ウェアのビブショーツとは?
ワシが愛用してるのは、みんな大好き海外通販の王者Wiggleによるプライベートブランド(PB)である、dhbのAeronシリーズのビブショーツ。
ところで、ビブってのはサスペンダーみたいな肩紐がついてるやつね。ショーツってのは、半ズボンタイプになってるやつね。冬用は、ロングタイツみたいに、足首まで生地があるのが主流。
たとえばこういうの。安いやつもある。
さて、プロはみんな、そしてアマチュアでもレーパン・ジャージで走ってる変態さんたちの8割ぐらい(ワシの独自予想)は、この肩紐がついてるタイプ、つまりビブタイプを使ってる。
それには次のような2つの大きなメリットがあるからや。
②ビブショーツのメリットその1
まず1つめのメリット。それは、長時間乗っててもズレたりしないことや。
ある程度の時間乗ってると、いくらサドルに座るロードバイクといえど、そしてランニングみたいに上半身とか動かない・衝撃が少ないといえど、やっぱりパンツの位置が上下・左右にズレるもんや。
そこでロードバイクウエアとしてのレーパンじゃなくて、普段着の普通のパンツ・ズボンを思い出してほしいんやけど、ベルトで止めててもズレるやん?下に下がってくるやん?めっちゃドンピシャでベルトによって締め上げてるならともかくとして。ベルトしてないならなおさら。
そうやってパンツが下がってきたら、元の位置に戻すための手間が必要となるね。ロードバイクの場合、乗りながらでもええけど、やっぱり一度止まってパンツの位置を修正するほうがしっかりと修正できる。
でも走ってるときに違和感や気持ち悪さを感じるのがそもそもうっとうしいし、さらに走行中に一度立ち止まってパンツの位置を修正するのもダルいやん?
ビブショーツやとそういった煩わしさがないんよ。あるいはかなり減らせるんよ。これがメリット1つめ。
③ビブショーツのメリットその2
次に、メリット2つめ。それは、腹部への圧迫感がなくて楽やということ。
上でも書いたけど、肩紐がないタイプのレーパンはズレ落ちを防止するため、腰部分にゴムが入ってる。ワシみたいな豚さんはもちろん、そのゴムによる腹部の圧迫が気になる。
しかし、一方でもやしっ子体形の人間であっても細いがゆえに、逆に締め付け感が強すぎるのを選んでしまって不快感があったり、あるいは、ズレないようゴムがしっかりとしてるやつを選ばないとユルユルになって、それはそれで気持ち悪かったりするもんや。
肩紐のあるビブタイプは、腰での締め付けをする必要がないから、これらの違和感・不快感が無い。これがメリットの2つめや。
以上①と②をあわせて、ようするに長時間気持ちよく乗れるようになってるということ。それがビブショーツのメリットや。プロや世間の変態がみなさん愛用してるのがわかるやろ?
④デメリット:価格とトイレ
最後にデメリットやけど、2つある。
まずデメリットの1つめ。これは肩紐というパーツが追加されることによる価格の上昇や。
当たり前やけど、製造工程の手間が増えるわけやし、使う生地の量も増える。人件費と資材コスト、さらに製造するための時間が長くなるから電気代とかも増える。
だから値段が上がる。でもまぁ、いうても倍とかにはならへんで。だいたい2割増しってのが多い感じ。ビブタイプじゃないやつで8000円なら、肩紐タイプは9500~1万2000円あたりになるような価格設定が多い。
次にデメリット2つめ。これはウェア着脱の手間がちょっとだけ増えるということ。トイレでのことも含めて。
肩紐あるからね。着るとき脱ぐときは、単純に足下からグイっとパンツを腰へ引き上げて、腰からグイっと引き下げて終わり……というわけにはいかへん。肩紐を肩に通す、肩から外すということをせなあかんからね。ま、ただそれだけやけど。
で、トイレに行くときやけど、これは着るときの注意点と関連する。
ロードバイクのウェア・ジャージを着るときは、その下にベースレイヤー(インナー)を着ることが多いと思うけど、必ずそのベースレイヤーを最初にきて、それからビブショーツを履くように。
Rapha Twitterより |
この画像を見てな。肩紐がちゃんとベースレイヤーの上にちゃんとなってるやろ?この場合は、トイレでデュムラン(大)をしたくなったとき個室に入ってから、ビブを脱ぐだけで済む。
もしもやで、これが逆なら?ビブを着てからベースレイヤーを着たらどうなる?まずベースレイヤーを脱いでからじゃないと、ビブが脱がれへんやろ?肩紐がベースレイヤーの内側にあるんやから。というわけで、ベースレイヤーとビブショーツの2つを着るときは、その順番を間違わないようにな。
あと男の場合、デュムラン(小)がしたくなったら、ビブの前部分をグイっと押し下げれば十分よ。
それだけでちゃんとソーセージがボロンと出るよ。ん?ポークビッツかな?
それだけの柔軟性がある生地使ってるのがほとんどやしね。なんだかんだで現代のウェア素材の技術はすごいよ。いちいちデュムラン(小)するときにビブを脱ぐ必要とかないで。
(2) まとめとワシ愛用のおすすめビブショーツ、Wiggleのdhb Aeronビブショーツ
というわけで、肩紐タイプ=ビブタイプが絶対おすすめ。実質的なデメリットは価格ががることだけ。でもそれも2割UPぐらいやから、なんとか我慢してくれ。
ワシもロードバイク乗り始めたころは、肩紐なしの普通のパンツタイプやった。正直、別にそのころはそれで普通やと思ってたし、自分の中にビブショーツという比較対象がない頃やったから、肩紐なんていらんやろと思ってた。
でもな、数年して今も愛用してるdhb Aeronを購入してみて、初めてビブショーツを体験したんや。この商品。
Wiggle:dhb Aeronビブショーツ
そしたらやっぱりけっこう着心地が違うわけ。明らかに違いがわかるわけ。
「あっ、これ楽やわ」
と感じるわけよ。そこからはもう室内のローラー台でも、もちろん短時間の屋外ライドでもいつもビブショーツよ。
ま、あえて比較を作るために最初は肩紐なしから入るのもええけど、どうせビブタイプの購入を考える可能性あるんやったら、最初に肩紐なしを買うというだけ余計な出費なるんやから、思い切ってビブタイプ買っとき。騙されたと思って。いや騙してないけど。マジで。
これがワシの愛用品、dhb Aeronビブショーツ。海外通販サイトの王者、Wiggleによるプライベートブランドがdhb。
Wiggle:dhb Aeronビブショーツ
サイズ選びやけど、身長170㎝で70㎏という人間ならSサイズで全然よゆーでフィットするで。よっぽど太ももが太いとか上半身が長い・たくましいとかいう人間でないかぎり。
身長170で70~60㎏あたりまではSでいける。それ以下の体重になるとXSやろね。
また、身長175~180やとMサイズのほうが上半身に余裕できていいと思う。
Wigleでのこの商品ページにはいろいろ日本人の日本語によるレビューが多いから、それも参考にするとええで。
関連記事:ロードバイク初心者がまず買うべき超おすすめウェア、dhb Aeronのビブショーツのレビュー。2年間で50回ほど使用・洗濯した後どうなったか?
他社もいろいろ。
(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)