ついにカンチェラーラvsフィル・ゲイモンが実現!モータードーピング騒動に決着はつくのか?
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カンチェラーラのモータードーピング疑惑を再燃させただけでなく、自分自身まで炎上させた、アメリカの炎上芸人・炎上ロードレーサー、フィル・ゲイモン(Phil Gaimon)。
そんなゲイモンが、カンチェラーラによる「ほな、脚で決着つけよか?かかってこんかい」という挑発に乗り、カンチェラーラと対決することになった。
ゲイモン本人のTwitterをどぞ。
That was never my point, but fine. I'll drop you at your own bike ride. I have some terms, though. Lets have my people talk to your people. DM me. https://t.co/PwAresVL78
— Phil Gaimon (@philgaimon) January 26, 2018
訳「ワシにとってはどうでもええことなんやけど、まぁ、ええやん?カンチェラーラ自身のイベントであいつを負かしたるよ。ちょっといくつか考えなあかんことあるのは、たしかやけどね。ひとまず、ワシの信者がお前んとこの信者と交流( )できるようにしよか」
さて、このカンチェラーラによるイベントというのは、これまでも何回も書いた通り、イベント名「The Chasing Cancellara」というもの。これはカンチェラーラが引退後にスタートさせた、レースイベント。ヨーロッパと中東で開催されるイベントで、アマチュアライダーたちがカンチェラーラといっしょに走って、カンチェラーラに勝てれば豪華プレゼント……というわけやないけど、カンチェラーラと特別な時間を過ごせる権利が得られたりするもの。
で、以前からカンチェラーラはフィル・ゲイモンに対し、「年内にいくつかあるこのイベントのうち、どれでも都合のええ回を選んでかまへんで」と選択肢を与えてた。つまり、フィル・ゲイモンは、自身にとって都合のいいコースプロフィール(設定)の回を選べるっちゅーわけ。
フィル・ゲイモンはクライマー寄り。フルームやコンタドールとかを相手に超級山岳でガチンコ対決できるレベルではなかったものの、クライマー。せやから、山が設定されてる回を選ぶやろうね。登り以外やと勝てる要素ゼロやし。
で、そんな山コースが設定されてるのは2回あって、1つはDisentis(標高1100m)&Andermatt(標高1400m)というコース、もう1つはAigle(標高400m)&Villars-sur-Ollon(1250m)というコースの2回。どちらもスイスの山山。ちなみに、標高はテキトーな数字。あくまでただの目安程度に考えといて。
上のTwitter上で、フィル・ゲイモンは、「カンチェラーラが勝てばカンチェラーラは潔白」、「自分が勝てばカンチェラーラはモーターをやってたことに決定」となると明確に言うてる。
でも、こんなもんフィル・ゲイモンがなんの証拠もなしにアウトとかセーフとか言うだけでしかないから、この勝負がどうなろうが結局のところカンチェラーラとゲイモンの当事者間(双方の信者も含めて)だけの言い合いに決着がつくだけ、という低レベルな話でしかない。UCIとしてどうこうという話にはならへん。せやから、勝負の結果は話題にはなるやろうし、どちらかの名よは著しく毀損されるかもしれへんけど、だからといってなんやねんというお話。
いやらしく考えれば、ゲイモンにしてみれば自著のさらなる宣伝、カンチェラーラにしてみれば自身のイベントの宣伝、という汚い見方もできるわけで……。
ま、どうなるやろね。
(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)