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クラスター

Lotto Soudalが3つのクラスターへチームを分割

ロードレース再開に向けたLotto Soudalの対策とは?

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新コロ助19がまだまだ続く中、世界(特に欧州)は共存する道を選び、少しずつ各国で行動制限が緩和されている。それにともない今後ロードレースも次々と開催される予定である。

そんな中、ベルギーのワールドツアーチームのLotto Soudalが新コロ助19への対策とロードレースへの参戦という2つの相矛盾する要請を満たすべく、新しいチーム方針を決定し実行に移す。

それはチームを3つに分割すること。

情報源:Lotto-Soudal divides squad into three clusters to reduce risk of coronavirus



選手やスタッフは3つのクラスター(集団)に分けられるが、それぞれがほぼ独立して動き、他クラスターとの接触は可能な限り減らす。これにより感染を最小限に抑えこむことが可能に、そして感染経路の特定もよりしやすくなる。

この3つのクラスターは、ツール・ド・フランス用チーム、ジロ・デ・イタリア用チーム、ブエルタ・エスパーニャ用チームとなるもよう。クラシックレース(ワンデイレース)については不明。



今年は改訂版UCI日程によると71日間の間に3つのグランツールが詰め込まれる特殊な過密日程となっているが、そうなれば、ある1つのグランツールに出た人間が他のグランツールに出ることはなかなか難しい。特に、ジロとブエルタは後半に日程が被っている。

となれば、逆にいえばチームを分けやすいということ。それぞれのグランツール用に分割しやすい。アシストもエースも、各グランツールにきっちりと分け、重複することがほぼなくなる。

そういったグランツール用チーム編成が、同時に感染対策にもなるといういわば一石二鳥(?)のチーム方針である。



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