セップ・クス「目標はグランツールエース」
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オランダのワールドツアーチームJumbo-Vismaの若きアメリカ人クライマー、セップ・クス(Sepp Cuss)。25歳。誰だ、「セッ○ス」とか言ってるのは!
現在は同チームで山岳アシストとして走るが、去年(2019年)のブエルタ・エスパーニャ第15ステージでは自身初のグランツールのステージ優勝を挙げている。
そんな彼が、自転車メディアCiclismoInternacionalでのインタビューで、将来はグランツールエースとなりたいと述べている。↓のリンクからどうぞ。
CiclismoInternacional:Sepp Kuss Q&A
このインタビューで、彼は次のように述べる。
Eventually I hope to be a Grand Tour contender. Physically, I think I can cope with racing for three weeks and it suits me, but what I need to work on the most is keeping the incredible focus for a whole Grand Tour. As a support rider, you can mentally switch off a bit on days that aren’t as crucial, but going for GC it’s a complete different mentality. That’s something I still have to learn, and it’s not normal for me to be nervous all the time, so I would have to do it in a way where I could be a ‘relaxed’ leader.
訳「最終的にはグランツールエースが目標なんよ。肉体的には3週間のレースでもいけるだけの能力はあると思ってるし、グランツールは自分に合っていると思う。でも重要な課題がまだあって、それはグランツールという長丁場のレースでハイレベルな集中力を維持し続けることや。アシストならばそれほど重要でない日には精神的にリラックスできるときもあるんやけど、エースとなると全くそうはいかへん。まだ学ぶべきことはあるし、3週間ずっと神経質でいるってのは今の自分には厳しい。せやから、どうすればリラックスしながらもエースとして走り続けることができるのか、それを学ばないとあかんやろね」
たしかにアシストとして走る場合と、エースとして走る場合とでは必要な集中力の質が違うやろね。ライバルたちの攻撃すべてに対応すべく集中していないといけない。それが毎日続く。油断して集団の後方に下がってると、すぐにライバルたちが集中砲火を浴びせてくる。
平坦ステージでも落車しないように、事故に巻き込まれないよう神経をすり減らさなければならない。特に近年は平坦や下りが高速化し、危険度・カオス度が以前よりもずっと高い。
かといって一瞬たりとも気を抜かないのは人間には不可能。その日の体調やストレスの度合いによって集中力や精神力は増減する。
セップ・クスにとっては肉体的な疲労よりも、精神的な疲労をどうコントロールできるかが今後の目標というわけやね。
なお、所属しているJumbo-Vismaにはデュムラン(大)、ログリッチ、クライスヴァイクといった複数のエースが存在しているが、いつまでもアシストでいればアシストとしての走り方しか学べないはず。
そのようなチームでセップ・クスの上述のような学びは可能なのかと質問されて、「問題ない。可能や」と答えている。これが建前なのか本音なのかはわからないが、少なくともしばらくは同チームとの契約は続けるつもりなのだろうか。
負けて切腹ス…
【審議継続中】
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