昨夜のイギリスチームがUCIルール抵触か?謎の胸のふくらみの正体とは?
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昨夜の世界選手権男女混合タイムトライアルリレーは激熱の展開だったが、特に現役最後のレースとなったトニー・マルティンが、ドイツチームの優勝によりアルカンシェルを戴冠しての有終の美という感動的なフィナーレだった。
そんな同種目でイギリスチームが珍しい(?)ことをしていた。まずはその日のイギリスチームが走っている画像を見て欲しい。
We’re flying 🔥🔥@DanBiggles22 @alexdowsett and @jjzarchibald set the fastest time at the intermediate split 👌
— British Cycling (@BritishCycling) September 22, 2021
Now they hand over to the @JossyLowden @BarnesAlice and @annahendersonxo for the final leg 🇬🇧#Flanders2021#GBCT pic.twitter.com/1M0h7pRY9G
これは男子チームの画像だが、普通のロードレースやタイムトライアルと比べてどこに違和感があるのかわかるだろうか?
それは胸だ。
よーく見てもらうと、胸の部分が妙に膨らんでいることがわかるだろうか。実はこれ、胸に何かが詰め込まれているのだ。それは一体・・・?
情報源:What was stuffed down Great Britain’s skinsuits in the Mixed Relay Time Trial?
この情報源記事によると、それは「無線ラジオ」。
ただし普通にラジオだけを入れているのではなく、ラジオをたっぷりの衝撃吸収用のパッドか何かに包んである。それを胸に入れていたのだ。だからこんなに胸が膨らんでいる。
普通は背中に入れる。だが専門家いわく、胸元にいれたほうが2つのメリットがあるらしい。
1つは落車時の怪我の危険性が減ることだ。背中に入れると落車したときにラジオ無線そのもので怪我することがある。たしかにロードレースなどは胸元より、背中を激しく損傷する落車事故のほうが圧倒的に多い。レース映像見ててもそれはわかる。クッションにつつんで胸元にいれるほうが安全。
そしてもう1つのメリットが、エアロ効果だ。専門家いわく、背中にいれるのは空気抵抗が増えるとのこと。理屈はわからないが、胸元のほうがエアロ効果は高いらしい。
ただ問題はUCIルールに抵触するかどうかだ。明確に違反するわけではなさそうだが、いわゆるグレーゾーンか?ルールに抵触するかしないかが今後議論を呼ぶか。
個人TTでワウト・ファンアールトも胸の方に無線機を入れてたみたいです
解説で言ってましたし、Jsportsのハイライト、スタート直前の正面映像で明らかに何か入ってるのがわかります
やはり他の選手もやっていたのブヒね。最近は少しずつそのやり方が増えているようブヒね。
Jスポのハイライトをあとで見ておくブヒ。
情報感謝!