ツール・ド・ラ・プロヴァンス開催が瀬戸際
滞納金によってツール・ド・ラ・プロヴァンスが開催不可能の危機に。
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2016年から始まったフランスで開催されるツール・ド・ラ・プロヴァンス。だが今年の開催が危ぶまれている。
情報源:French federation refuse to sanction Tour de la Provence
ツール・ド・ラ・プロヴァンスは毎年2月に開催されるレースで、今年は2月9~12日の予定だった。
しかしフランスの自転車連盟(FFC)が、同大会の開催を不許可としたのだ。
FFC側が設定した、同大会を開催するための条件は2つ。
1つは滞納金の支払いを完了すること。
報道によると大会主催者側はLigue Nationale de Cyclisme(フランス自転車リーグ)に本来払うべきお金を一部しか支払っておらず、滞納金が溜まっている状態だったらしい。額にして1万6000ユーロ(約221万円)。そして支払期限は今月の15日だった。だがそれを払わなかったようだ。
2つ目もある意味滞納金の支払についてだ。
主催者側は2021年と2022年の2年間の警備代(フランスの警察・憲兵隊に払うべきお金)も払っていなかったようだ。その額は合計すると最大約1万4000ユーロ(約194万円)。そのため、その支払いがいつまでにできるのかといったスケージュを警察などと決めて両者の署名がある状態で提出しろとも求められていた。だがそれもしていなかったようだ。
そのため、FFCが設定した条件を満たすことができずFFCは大会開催を現時点では認めないとした。はたしてどうなるのか?