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今年のツール・ド・フランスでも最大の注目はやはりタデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)のチームUAEと、ヨナス・ヴィンゲゴー(Jonas Vingegaard)&ワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)のユンボ・ヴィズマだろう。
だがもう1つのチームも復活を賭けて彼らに挑戦状を叩きつけるはずだ。そのチームは、もちろんイネオス(INEOS Grenadiers)だ。
そんなイネオスだが、気になるのはエガン・ベルナルがかつての状態にまで戻れるかどうか。1週間程度のレースで優勝を狙わなければ今でもこなせるだろうが、3週間のレースでしかも優勝を狙うレベルとなると全く話は別。
しかしイネオスは現時点ではどうやら、そのベルナルを含めてトリプルエース体制で今年のツールに臨むことを予定しているようだ。
情報源:Ineos Grenadiers bet on three leaders for 2023 Tour de France GC push
この情報源記事によるとそのトリプルエースとは、エガン・ベルナル、カルロス・ロドリゲス(Carlos Rodríguez)、そしてダニエル・マルティネス(Daniel Martínez)の3人らしい。ベルナルとマルティネスがおなじ26歳でコロンビア人、そしてロドリゲスが22歳のスペイン人だ。
ただベルナルについてはやはり今後の回復具合によるだろう。
そしてベルナルほどではないが最近思うように活躍できていなかった総合選手が、英国人の27歳テイオ・ゲイガン・ハート(Tao Geoghegan Hart)だ。2020年ジロ・デ・イタリアで総合優勝を成し遂げたが、最近は怪我、病気、不運などで満足な走りがなかなかできていなかった。
そんなゲイガン・ハートも復調の程度次第ではツール・ド・フランスのエースとして選出される可能性があるのではないだろうか。イネオス側も「絶好調といえない状態なら他の選手がその地位を奪うことになる」と述べるが、逆にいえば100%近い状態ならばゲイガン・ハートにも可能性があるとも考えられる。