フェルナンド・ガビリアはモビスター残留が確実か
フェルナンド・ガビリアがモビスター残留か
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モビスターのスプリンターで今年はジロ・デ・イタリアにもツール・ド・フランスにも出場していたフェルナンド・ガビリアがどうやらモビスター残留確実らしい。
フェルナンド・ガビリアはクイックステップ時代の2017年ジロ・デ・イタリアと2018年ツール・ド・フランスで複数の勝利を挙げ、一躍トップスプリンターの仲間入りを果たした。
しかし2019年からはUAE-TeamEmiratesへ移籍。若き王であるポガチャルがロードレースを支配する時代となり、それからずっとツール・ド・フランスには出場できないままだった。そして2023年からモビスターへ移籍。ついに今年は2018年以来のツール・ド・フランス出場が叶った。
そんな今年は上述のようにジロを完走後にツールにも続けて出場。ツールは第17ステージでDNF。そして目立った戦績は残せなかったものの、トップ5に入ったステージが3回あるなど、スプリンターに最低限求められるUCIポイント獲得をきちんとこなしたことで、UCIポイントランキング下位常連組(?)のチームに貢献。そのことが評価されてモビスター残留となる可能性が高いようだ。
モビスターはスプリンターのための強いトレインを組める力があるわけではなく、クラシックにも弱いチームで、ガビリアとしてはなかなか勝てないのも仕方ないが、それでもきちんと仕事ぶりを評価してくれ、エーススプリンターとして扱ってくれるならば彼にとっては良いチームかもしれない。