ポガチャル4連覇!?2024イル・ロンバルディアは金メダリストvs世界王者!そのレビュー、結果、ハイライト動画
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昨夜は、実質的にシーズン最後を飾る大舞台、モニュメントのイル・ロンバルディアが行われた。最大の注目はタデイ・ポガチャルの四連覇を誰が阻止するのか?つまり、ポガチャル vs プロトン全体という構図だった。
そんな今年のロンバルディアは、終盤にパリ五輪ロードレース&個人TTのダブル金メダリストかつ個人TT世界王者のレムコ・エヴェネプールと、ジロ&ツールのダブル達成者で世界王者にもなったトリプルクラウンのタデイ・ポガチャルという、ある意味で「トリプル同士」の一騎打ちとなった。
目次
今年のコース
こちらの記事で確認を。
10月12日(土)午後9:00〜(英語版:午後5:00)
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) October 10, 2024
Cycle*2024 イル・ロンバルディア
【ベルガモ 〜 コモ】252km
解説:栗村修さん
実況:谷口廣明さん#ilombardia #jspocycle
〜J SPORTSオンデマンドでLIVE配信〜
(英語)https://t.co/1hmgHf0wmK
(日本語)https://t.co/0ScUzxo5eC pic.twitter.com/U4RzgLnrtN
レビューやハイライト
世界王者の証!白ビブのタデイ・ポガチャル!
今日のタデイ・ポガチャルは、年間最後のモニュメントという大一番にあわせて、世界王者の証ともいえる白い特別ビブで登場。
Ready and raring to go 😤💥⚔️ .#UAETeamEmirates #WeAreUAE #ILombardia pic.twitter.com/s0gi3xmEHJ
— @UAE-TeamEmirates (@TeamEmiratesUAE) October 12, 2024
残り50km:クサンドロ・ムーリッセがしかける
残り55kmあたりで逃げはダニエル・マルティネス、ウィルコ・ケルデルマン、マテイ・モホリッチ、ルディ・モラールなど。
その後方からは、アダム・イエーツやパヴェル・シヴァコフの最強UAE高速山岳トレイン率いるプロトンが逃げを一気に追い詰める。4分以上の差があったが、いつのまにか1分差へ。
そのとき逃げの中からアルペシン・ドゥクーニンクのクサンドロ・ムーリッセが単独でしかけて先頭へ。
アダム・イエーツの牽引が終わりUAEトレインはシヴァコフの牽引に代わり、彼のすぐ後ろにポガチャルが控える。
ポガチャルそろそろかな?()#ロードレース #ロードバイク #スポーツ #自転車 #ツール・ド・フランス #ジロ #ブエルタ #jspocycle #gcn #世界選手権 pic.twitter.com/sDCmEqUOo3
— バイクニュースマグ@ワイアードの豚 (@BikeNewsMag) October 12, 2024
今日は48kmだああああああああああああ!
🐷が上のようにつぶやいたその後、
🐷「うあああああああああ!!今日は48kmからだああああああああああ」
コルマ・ディ・ソルマノ
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) October 12, 2024
逃げを全て吸収するタイミングでポガチャルがアタック!
追うのはエヴェネプールとエンリク・マス
Cycle*2024 イル・ロンバルディア
【ベルガモ 〜 コモ】255km#ilombardia #jspocycle
〜J SPORTSオンデマンドでLIVE配信中〜https://t.co/0ScUzxo5eC pic.twitter.com/wgk2ZiDKGe
レムコ決死の追走!
そんなポガチャルに置いてけぼりにされたプロトンからはポガチャルに遅れて、レムコ・エヴェネプール、エンリク・マス、レナルト・ファン・イートヴェルトの3人がポガチャルを追いかける。
そしてその中からやがてレムコ・エヴェネプールが下りも利用して飛び出す。本来なら3人で追いかけるほうが有利なはずだが、3人の中で圧倒的に個人TTが強いレムコは残りの二人に利用される可能性があり、また、残り二人がレムコより遅いだけに下手したら3人で走ってもポガチャルとの差が開く可能性もある。
🐷としてはレムコが一人でポガチャルを追いかける判断をしたのは正解だったと思う。他人の思惑に振り回されるよりも一人で走るほうが自分のベストを尽くすことに集中できるからだ。ただポガチャルも個人TTがやたら強いというのがレムコにとっては困ったところ。
ポガチャルとレムコとの差は最初は1分ほどだったが、残り15kmではそれが拡大して2分差にまで広がる。最初にも書いたが、レムコはパリ五輪個人TT金メダリストかつ個人TT世界王者だ。プロトン最強TT王者よりも速く逃げる男ポガチャル。わけがわからない。
そして残り2kmになっても少しずつタイムは広がり続けて3分以上に・・・何度もいうが、ポガチャルを追いかけているのはパリ五輪個人TT金メダリストかつ個人TT世界王者のレムコ・エヴェネプールだ。
残り距離48.4kmで独走を開始したタデイ・ポガチャル(UAD)
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) October 12, 2024
イル・ロンバルディア4連覇🥇🥇🥇🥇
フィニッシュポーズ予想🤭
Cycle*2024 イル・ロンバルディア
【ベルガモ 〜 コモ】255km#ilombardia #jspocycle
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というわけで強すぎるポガチャルがイル・ロンバルディア四連覇達成。これまで何度かブログで書いてきたが、ロンバルディア四連覇はファウスト・コッピが成し遂げて以来の史上二人目。大会最多勝はおなじくコッピの5勝。つまり、来年もポガチャルが優勝すれば、史上初の五連覇かつ最多勝記録に並ぶことになる。
チッコーネは復活の1年!
そして圧勝のポガチャルの後方では3位争いが熱かった。ポガチャルのアシストだったパヴェル・シヴァコフがマスたちの追走集団に合流し、さらにその後方からジュリオ・チッコーネも合流。そこからシヴァコフがアタックするが決まらず、その少し後にアタックしたチッコーネが飛び出すことに成功し、見事3位をゲット。
チッコーネはサドルとの接触部に出来た腫瘍かなにかに悩まされ手術も受けて、今年は復活をかけたシーズンだった。今年は勝利こそないが、それでもツール・ド・フランスを始め上位に入るレースも多く、そして年間最後のモニュメントも3位で締めくくることができたわけで、完全復活に近いと言えるのではないだろうか。良い感じで来年につながると思われる。
レース全体のハイライト動画
結果(トップ10)
Rnk | Rider | Team | タイム |
---|---|---|---|
1 | Tadej Pogačar | UAE Team Emirates | 1位とのタイム差 |
2 | Remco Evenepoel | Soudal Quick-Step | 3:16 |
3 | Giulio Ciccone | Lidl – Trek | 4:31 |
4 | Ion Izagirre | Cofidis | 4:34 |
5 | Enric Mas | Movistar Team | ,, |
6 | Pavel Sivakov | UAE Team Emirates | ,, |
7 | Lennert Van Eetvelt | Lotto Dstny | ,, |
8 | Neilson Powless | EF Education – EasyPost | 4:58 |
9 | David Gaudu | Groupama – FDJ | ,, |
10 | Xandro Meurisse | Alpecin – Deceuninck | ,, |
レムコ「つれーわー。20代前半で金メダルとアルカンシェルとブエルタ取ったけど、生まれる時代間違えたわー」
(´・ω・`) ほんとマジでレムコがかわいそう
マチューやフィリプセンは脚質が違うし、ヴィンゲゴーは部分的にはポガチャル超えてるけど、レムコは強みやレーススタイルが被りまくってるのがなんとも。ポガチャル被害者の会筆頭?(次点ログリッチ)
たしかにその通りブヒね・・・レムコ・・・強く生きて!
個人的にはつまらない試合だった、誰か勝ってもええけど、ギリギリの勝負観たいので、無双はちょっとつまらないな。。。
やはりそうなるとわかってはいたけど、結局誰も止められなかったブヒね。
逃げがそこそこメンバーいたから、逃げに期待したかったけど、UAEトレインとチームプレイが完璧すぎたという感じ。
せめてヴィスマ勢がもうちょっと頑張ってくれれば・・・