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コロンビア

Movistarのエイネル・ルビオ「来年は全てのグランツールに出る」

Movistarのエイネル・アウグスト・ルビオは来年全てのグランツールに出場計画

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Movistarの小柄な(身長164cm)のコロンビアンクライマー、エイネル・アウグスト・ルビオ(Einer Augusto Rubio)。2020年からMovistarでプロデビューをしている27歳だ。

そんな彼は来年はジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、そしてブエルタ・ア・エスパーニャという3つのグランツール全てに出場するつもりのようだ。

情報源:“The idea is to try to complete all three Grand Tours” – Movistar’s dark horse leader lays out ambitious plan for 2026

近年は栄養学や補給マネージメントの方法論、そしてトレーニング理論の発達などの恩恵により、シーズン中に2つのグランツールを走る選手がかつてよりも増えているようにも思われる。(怪我で途中リタイアしたから別のグランツールへという場合は除く)

ただそれでも1年で全てのグランツールというのは稀ではないだろうか。

🐷の記憶では、1年で全グランツールに出場した選手といえばここ10年でいうと現在は選手協会(CPA)の会長をしているアダム・ハンセンぐらいしか思い浮かばない。(コメントで書かれたようにセップ・クスもいた)。他にもいただろうか?

現代のプロトンでも珍しいそんなチャレンジに来年エイネル・ルビオは挑戦するようだ。

ただルビオは総合エースとして走るのではなく、あくまで自由を与えられた上でステージ優勝を積極的に狙うという方針で全グランツールを走る予定だ。

2025シーズンについてはジロとツールを完走したあとに、じゃあブエルタも行くかと検討はしたようだが実際にそれをすることはなかった。もともとの予定に入っていなかったからだ。しかし来年については3つのグランツールを走るというのを最初から目標にしてレースカレンダーを考えているようだ。

そして全グランツール完走という目標は肉体面だけでなく精神面でも挑戦となると話す。

ルビオがこのような挑戦を計画している背景には、チームの総合エースがエンリク・マスだけでなく、来年からキアン・アイデブルックスがそれに加わることが関係している。

二人のエースを持つ体制となる中で自分がどのような立ち位置になるか、自分の能力とともにそれを考えたときルビオは総合成績にこだわるよりも、ステージ優勝にこだわるほうを戦略的に選んだということだ。


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