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Rapha




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フランスの巨大AI企業Mistral AIがTeam Visma | Lease a Bikeのスポンサーへ
ついにロードレース界にもAIの時代がくるのか?
主要スポンサー探しをしているTeam Visma | Lease a Bikeから、フランス初のAI開発企業のMistral AI(ミストラルAI)が新しいスポンサーとして加わることが発表された。次のチームからの発表を見て欲しい。
今回のスポンサー契約発表について最初に気になる点は、「Mistral AI」がメインスポンサーとなり、チーム名が変わるのかどうかという点だろう。
しかし今回の同社との契約は、新たなメインスポンサー/タイトルスポンサー探しとは関係のないものだとチーム側が述べている。したがってMistral AIがタイトルスポンサーになることはないだろう。一方でスポンサーしてそのロゴがチームカーやジャージには入る予定だ。
Team Visma | Lease a Bikeはオランダ企業で、Mistral AIはフランスのパリ発のAI開発企業だ。
Mistral AIは、2023年にパリで創業。立ち上げたメンバーはアメリカのMetaやGoogle DeepMindの研究者・従業員たちだ。AIでも米国一強支配となる中で、それに対抗すべくヨーロッパ(EU?)独自のAIの巨人となれるか期待が集まっている。すでにユニコーン企業として評価され時価総額は2025年秋の段階で約2兆円ほどになっている。
日本のAIユニコーン企業としておそらく最大の時価総額を誇るのはSakana AIだろうが、それで4000億円ぐらいと思われる。したがってその5倍である。
国としての経済規模は日本 × 3/4= フランスという感じだが、AIユニコーン企業の規模は逆転されている。EU加盟国の強みがあるのか、それとも技術者の能力の高さの違いなのか、国としての起業環境・経営環境が違いすぎるのか・・・などなど思ってしまう。それらの複合的要因だろうか。
そして、そのMistral AIに出資しているのが、日経曰く謎の半導体メーカーのNvidiaやオランダの半導体製造装置大手ASMLなどだ。そして昨秋にはそのオランダのASMLが3000億円規模の出資を行い、筆頭株主になっていた。
このように筆頭株主としてオランダの大企業がいるため、オランダチームのTeam Visma | Lease a Bikeとの関係が深くなるのも当然といえば当然だろうか。今回の契約にもこのようなオランダコネクションが影響したのではないだろうか?
今回の発表でTeam Visma | Lease a Bikeは、AIを使って様々なデータを分析することで、意思決定の精度を上げたり、その難易度を下げたり、トレーニングの質を向上させたり、レースでの動きの精度を上げるなどを目指す予定だと語る。
今でも当然にデータに基づいた科学的分析がなされているだろうが、AIを使うことでさらに統合的・包括的・高精度な分析ができるようになる可能性がある。また、AIは単なる分析にとどまらずその評価や、さらには意思決定の内容までを指示してくれるようになるだろう。過去の様々なデータを横断的に拾い集め、それを再構成し分析・評価することも容易となる。
ここ数年でロードレースでの栄養補給は大きな進歩をとげ、以前とは別次元のような高い効果を特にグランツールなどで活躍するトップ選手たちにもたらしていると言える。それはもはやロードレース界の三種の神器の1つと言えるだろう。
そしてAIもまた栄養学に続いて、今後のロードレースの三種の神器となるかもしれない。
🐷「最後の1つはなんだろう。空力?体内の運動制御能力を向上させるなんかの理論?あるいは安全技術?」