レビュー
Rapha
ロードレースとロードバイクのブログ「Bike News Mag」
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2018ジロ第12ステージ感想：危険な雨中のゴール前。「おいよこ」と「よこおい」。
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第12ステージは、先日までとうって変わりスプリントステージとなるコース。
ところが、意外な展開となった。
雨がもたらした展開の妙？
帰宅してすぐにDAZNでレースを見始めたのが、ちょうどこのタイミング。ビールを片手にぐびー。初夏の暑さだっただけに美味い。またぐびー。
平和な（？）、普通のスプリント勝負で終わるステージになるはずやったんやけど、ゴール前30㎞ぐらいやろか、雨が降ってきた。しかも、普段はあまり傘ささないヨーロッパ人ですら傘をさすほどの雨。わりと豪雨。雨の御堂筋で歌われる「こぬか雨」とは全然ちゃうで。
さらに追い風＋横風という条件。おいよこ、または、よこおい。チームによって言い方が違う？
この環境が、結果への微妙なあやを作り出した。あやや！あやや！
この天候によって集団が分裂。なんと、普段なら横風分断作戦で最強を誇るはずのクイックステップもが分裂。エーススプリンターのヴィヴィアーニが後方集団に沈んだ。クイックステップも油断していたか？
一方、先頭集団には総合上位の1～3位まではしっかりと残ってた。このへんの危機回避能力はさすがやね。総合チームはしっかりと注意を集中させてたね。
逆にクイックステップはなんやったんやろね。「ゴール前数キロから隊列つくればええやろ」とか油断したんかな？あるいは、ヴィヴィアーニが実はバッドデイだったことがわかってて、最初からヴィヴィアーニでの勝利は諦めてた？
ま、そんなこんなでヴィヴィアーニは後方で遅れままとなった。
レースは続き、ゴール残り15㎞あたり？で今日も元気な、ロット・ソウダルのティム・ウエレンスが一人飛び出す。しかし、さくっと集団に吸収される。
またゴール前数キロの下りでモホリッチが集団から飛び出す。あのステージの再現なるか？快調に飛ばす。
ゴール前500m切ったところで、集団との差が1、2秒か？
この差。
しかし、ここでモホリッチは諦めた。足をとめた。
？？「諦めんなよ！諦めんなよ、お前！！どうしてそこでやめるんだ、そこで！！もう少し頑張ってみろよ！ダメダメダメ！諦めたら！周りのこと思えよ、応援してる人たちのこと思ってみろって！あともうちょっとのところなんだから！」
そんなこといわれても(´・ω・`)
で、次の瞬間！
Boraのエーススプリンター、サム・ベネット発射！まだ残り400m近くあるのにロングスプリント開始！このステージですでに後方に遅れてしまったヴィヴィアーニからマリアチクラミーノを奪うべく、ド☆根性！
この動きが予想外だったのか、ベネットの背中には誰もつかない。つけない。
ゴール前直前でやっとベネットの背後に数名が迫るも、時すでにお寿司。そんな結果になった。
上述のように、モホリッチは最後に諦めたわけやけど後方にサム・ベネットがいるのがわかったんやろね。結果から考えれば、そらまぁ無理やな、という判断は正解やったね。視聴者としたらそれでも、最後まで戦う走りが見たかったけどね。そのほうが興奮するしね。
今回の勝利で、ベネットとヴィヴィアーニのポイント差は22。1回ステージ優勝すれば50ポイント入るから、逆転は余裕で可能。中間スプリントポイントをこまめに稼いでいく作戦でも、逆転は可能な範囲や。
ヴィヴィアーニよりはベネットのほうが、「登りは若干、ほんと～に若干マシかな？」という雰囲気がある（どう？）から、登りで中間スプリントポイントが設定されてたらベネット有利かもね。
なお今日の第13ステージもスプリントステージ。というのも、コースがこんなんやからね。今日も天候が命運を左右するか？
（今日のおまけ：これからの季節、おっさんの汗＆匂いの処理が対人関係で重要な要素となる。特に若いオネーチャンとの関係でね。昭和に比べて昨今のサラリーマンはおっさんでも小奇麗なんがほとんどやけど。ワシはこれ使ってる。Amazon:GATSBY (ギャツビー) アイスデオドラントボディペーパー 無香料 <徳用> 30枚 (医薬部外品)
（関連する過去記事とか、１つ前・後の記事は下のほうにあるで）
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