フロントシングルのロードバイクはやはりデメリットで機材トラブルが多発?コストダウンによる妥協の産物なのか?Aqua Blue Sportのチームオーナーが機材を批判か?
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情報源:Aqua Blue Sport owner publicly criticises team’s 3T Strada bike for ‘costing results’
アイルランドのプロコンチネンタルチーム、Aqua Blue Sport。今年はグランツールに出場できず残念な年になったけど、それ以外のレースでは元気に活躍中。
ところで、Aqua Blue Sportのバイクといえば、イタリアの人気パーツブランド3Tが作るエアロロードバイクStrada。
フレームだけでも最先端・次世代のエアロロードバイクとしての可能性を感じさせる出来やけど、さらにコンポがSRAMで、しかもフロントシングルという驚きの構成。プロのステージレースでもフロントシングルが通用するのかと話題になった。ぜひ、選手の本音も聞いてみたい。オフレコで。
ついにプロのロードバイクもフロントシングルの時代へ!Aqua Blue Sportが、2018年チームバイク3T Stradaを公開。
しかし、フロントシングルのせいなのかどうか、終わったばかりのツール・ド・スイスの第6ステージで同チームのMark Christianが終盤の勝負所を前に機材トラブルで最前線から離脱。そのトラブルの内容は、チェーントラブル(チェーン落ち?)やった。このシーンはワシもDAZNで見てたから覚えとる。Mark Christianは逃げに乗ってて最後までその日の勝利を狙える位置にいた。
このチェーントラブルにMark Christianはブチギレ。レース後も不満たらたら。そんときの本人Twitterがこれ。
Mixed emotions today – devastated to lose a stage result through a bike mechanical… but a nice consolation to come away with the King of the Mountains jersey #tds pic.twitter.com/U4AGxHT9qE
— Mark Christian (@MarkChristian8) 2018年6月14日
訳「複雑な感情の日やわ。バイクのせいでステージ優勝逃して心がクッソ荒んだけど、ええこともあった。山岳賞ジャージとれたしな」
で、この日のレースを見てたチームオーナーが、自分のチームが使うバイクについて批判ともとれるTweet。それがこちら。
Just want to say what a privilege it was to be behind @MarkChristian8 today @tds so so strong., only to be dropped by mechanical no 4698 this season… This lab rat thing is now costing results. sorry again Mark!!#aquabluesport
— Rick Delaney (@RickDelaneyABS) 2018年6月14日
訳「チームカーに乗ってMark Christianの激走を見てたけどほんま感動したわ。Markはめっちゃ強かったで。結局メカトラで勝利争いから脱落してもうたけど。今シーズンで4698回目のメカトラや。この実験品は “コストの産物” や。ほんま残念やったなMark」
- This lab rat(直訳:実験室のねずみ)
- costing results(直訳:コストの産物)
これらの表現をどう考えるか。
実験段階というレベルの製品という意味なのか、そして金をかけたわりにイマイチの出来なのか、もしくは金がなくてコストダウンした、ある意味妥協の産物がこのバイクなのか。
プロコンチネンタルチームやからそんなに資金があるわけやない。そこで3TとSRAMによる「うちの実験的な新製品を使って宣伝してくれたら、お安くしまっせ」という口車に乗った可能性も?
どうやろねぇ。
というか、メカトラのナンバーが4698て。そんなにトラブル起こってるんか?年間で1万いくんじゃね。ギネスブックに載る?
なお、3TはTTバイクを作ってないので、チームはタイムトライアルステージではRidley(リドレー)のTTバイクを使用。3Tと契約する前はRidleyやったしね。そのつながり。
(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)
チェーン落ちのシーン、ワタシも見てました。
なんかクランクにぷら〜んと引っかかってたように見えましたけど、実況解説ともに「遅れました」としか言わなかったんですよね。ふし穴か!と思わず突っ込みましたよ^ ^;
管理人さん(豚さんと呼んでいいんですか?^ ^;)も以前記事にされてたように、メーカーとしてはたぶんプロコンチのチームにも機材提供+スポンサー料支払ってるはずなので、もし「お安くしまっせ」と持ちかけるとすればSRAM → 3Tのルートじゃないかな、などと妄想してました。
それにしてもチームをスボンサードするメーカーも大変ですよね。
これでフレームや完成車がバンバン売れてくれなければ、それこそトホホでしょう。
コメントありがたく存じあげブヒ!
豚なので豚でOkブヒ!
実際スポンサーになったからといって、どれだけ売れるんですかねぇ……。なったときとならなかったときで、どれぐらい差が出るのか数字を見てみたいものですわ。
ひょっとしたら、銀行とかからの大口の融資・資本を集めるためのアピールとか??
こんにちわ
本来チェーン落ちしないのがフロントシングルのメリットのはずなんですがねぇ
私もグラベルロードでフロントシングルに乗ってますが、激坂を登坂中一度だけチェーン落ちを経験しました。
完璧なものなんてないし・・とあまり気にしませんでしたが、プロにとっては大問題ですよね。
コメあざっす!
勝利できるかどうかは、選手個人のキャリアと未来(次年度の契約)に大きな要素となるはずやから、本当に悔しかったと思うブヒね。
でもたしかにチェーントラブルもパンクも、なるときはなるからしゃーないという面もあるブヒね。逆にだからこそなおさら結果に対して割り切れない部分が残るブヒねぇ。