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UCIがファン・アールトのLottoNL移籍を容認か

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シクロクロスの泥の世界王者、Wout van Aert。今年はロードレースにも参戦し、激走とその能力の高さを見せつけワシらを魅了した。

 

しかし、所属チームであるプロコンチネンタルチームのVeranda’s Willems-Crelanが突然他チームとの合併を発表したことから、チームとの関係が悪化。そして、Aert側が一方的に契約をその満了前に解除。Aert側曰く、その権利はもともと契約に含まれてたからそれを実行したのみと。もちろんチーム側は激おこぷんぷん丸。

 



 

そしてチーム側はベルギーの裁判所に提訴、一方でAert側はUCIに契約の無効&解除の有効について判断してくれと申請。泥沼化してた。シクロクロスだけに。

 

このへんはいくつか過去記事でも書いた通り。

【泥沼化】シクロ王者ファン・アールトの契約問題

 

そして先日、Aert側の弁護士が、UCIによってAert側に有利な判断を下されるやろなという観測を持っているとの情報をネタにした。それがこれ。

【ファン・アールト契約問題】UCIが来年のロードレース参戦を許可?

 

どうやらこれが現実のものになったとの報道が出てきた。

 

情報源:UCI give Van Aert permission to look for new team

 




 

 

UCIがWout van Aertの移籍活動を容認?

 


情報源記事によると、ベルギーのマスコミ関係者に対してAert側弁護士のVan Steenbruggeが次のように語ったもよう。

 

“Today we received the official message from the UCI legal unit that Wout van Aert can negotiate freely with a new employer, provided that the transfer is completed before 31 December 2018,”

 

訳「今日(先週の木曜日)に、ワシらはUCI法務部からの公式メッセージを受けたんやけど、Aertは今後自由に新チームと交渉できるとの回答や。ただし、今年の12月31日までに移籍契約を完了させなあかんという条件つきやけどな」

 

情報源メディアがUCIとチーム側の双方に確認をとったものの、どちらからも回答はまだなしのもよう。うーん、ホンマなんかな。まぁ弁護士やから嘘はいわへんと思うけど。

 

で、仮にこれがホンマやとしたらチーム側によるベルギー裁判所への訴えはどうなるんやろか。その内容にもよるやろうけど、論理的前提となった事情が変更されたから取り下げるか、それとこれとは法律的・論理的に別問題としてそのまま裁判が続けるか。

 

仮に裁判続けたとしても裁判所はUCIの判断を尊重して判決を下すと思うんやけど、どうなんやろね。

 

さて、もし移籍交渉OKということならば、おそらくLottoNL-Jumboとの契約となるはず。

LottoNL-Jumboがシクロ王者ファン・アールトをお買い上げか?

 

そうなれば2019年からvan AertはLottoNLの選手として春のクラシックに参戦になるね。それはそれで楽しみや。

 

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(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)

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