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表彰台についてファン・アールトとUCIがバトル。知られざる表彰台のルールとは?

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昨日行われたシクロクロスワールドカップシリーズの1つ、Telenet UCI Cyclocross World Cup Namur。


優勝したのは王様Mathieu van der Poel(以下MVDP)、そして2位にWout van Aert(以下WVA)。


しかし、表彰台でのセレモニーについて、WVAがUCIにブチ切れ。一体何があったのか?


情報源:Van Aert apologises after cyclo-cross podium clock protest





表彰台でUCIとWVAの神経戦





上述UCI Cyclocross World Cup Namur戦でWVAは、UCIとMVDPを敵にまわした。


何があったかというと、最近はみんなレース後はすぐにウォームダウンのためにローラー台に乗るやん?で、WVAもそれをやったんよ。


ところが、UCIの規則においては、「表彰台セレモニーは、3位の選手がゴールしてから10分以内に行わなアカン」という規定があるんよ。


WVAは最近ずっとそれを無視して、ローラー回してたわけ。表彰台よりもウォームダウンを優先してたわけ。おかげで表彰台セレモニーの開始が遅れることが増えてた。




こんなWVAの身勝手な行動について、優勝した王者MVDPとしても、


「なんで優勝したワシが、2位にすぎひんWVAを表彰台で待たなアカンねん」


と不満を述べてた。


これはもっともやね。2位は優勝者をちゃんとリスペクトせなアカンからね。WVAが逆の立場なら一体どう思うのか?


で、UCIがそういったWVAの態度にブチギレて対抗策を実行に移した。


何をしたかというと、WVA陣営のテントに時計(タイマー)をプレゼント。10分に設定して、そこからカウントダウンが始まるんよ。ちゃんとWVAに見やすいよう、大き目の液晶を持った視認性に優れたやつ。そのタイマーを、Namur戦に用意したわけ。


すると WVAがこれにブチギレ。 Namurでのレース後に 、


「学校に遅刻しそうに急ぐ小学生のガキじゃねーんだぞ」
「くだらねぇもんを用意してる暇あるなら、UCIはもっとやるべきことあるやろ。おまえらどんだけ暇やねん」


みたいな内容のことを言って、UCIを批判。




しかし、そんなNamur戦から1日経って冷静になったのか、WVAは謝罪コメントを発表。それが上のTwitter。次からは表彰台に遅れないようにしますとのこと。うーん、ダサい。



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