ついにMathieu van der Poelが東京五輪の種目を決定。ロード?MTB?シクロ?
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情報源:Mathieu van der Poel to skip the Tokyo 2020 Olympics road race
オランダが誇る次世代の化け物、Mathieu van der Poel。以下MVDP。今年のAmstel Gold Raceでの最後の最後の「怒涛のまくり」は視聴者ならず解説者たちの度肝もブチ抜いたことだと思う。
そんなMVDPはおまえらもご存知であらせられるように、MTB、ロード、そしてシクロクロスの全てで世界王者に輝ける実力・才能を持つ。MTBとシクロの実力・実績を考えると、Peter Saganを凌駕するマルチな才能といっても決して過言ではない。
だがしかし、そのマルチタレントこそがMVDPの悩みの種でもあった。なんせどの種目でも優勝狙えるからね。かといって同時期に3つの種目に参戦するのは現実的に考えるとなかなか難しい。それぞれ条件やコース設定が違うわけやから。
3種すべてに対応するトレーニングより、1つに特化したトレーニングをしていく必要がある。さすがに、中途半端に3種全てのトレーニングを行うだけで勝てるほど甘くはない。
そしてついに今回、MVDPは正式にどの種目だけに参戦するのかを正式に決定した。その種目は、MTB!
東京五輪はMTBのおそらくクロスカントリー(XC)で金メダルを狙うことになる。
もちろん最大のライバルはMTB XC史上最高の王者とも言えるNino Schurter。だが、今年もこれまで何度かMVDPはNinoに勝利している。よって勝機は十分と考えたのやろう。あと、五輪のロードレースのコースが厳しすぎるというのもあるかも。
なお2016年のリオ五輪ではPeter Saganが、同じようにロードレースじゃなくてMTBを選んだね。そしてそのSaganのいないロードで金メダルを獲得したのが、Saganのライバルへと進化したGreg Van Avermaet。GVAさん。