今後ランダはポガチャルと協力して2強を攻撃か？

バーレーン・マクラーレンのエースのミケル・ランダがツール第1週目と今後の狙いについて語る。

情報源：Landa regains momentum in Tour de France mountains after echelon setback

第7ステージで1分21秒を失ったミケル・ランダだが、昨日のめちゃくちゃハードだった第9ステージだけでいうならば、全盛期に近い、クライミング能力を取り戻しつつあるのではないかと見ることが出来る。終盤に10%以上が続くタフな登りでも、ベルナル、ログリッチ、ポガチャルに最後まで食らいついてゴールまでやってこれた。

実際に情報源記事でのインタビューで、ランダは「今日はかなり走れた」「重要なタイム差を稼ぐことができた」と話す。

そして続けて、

“Roglič and Pogačar are very strong as well. Pogačar has a really explosive way of attacking on the climbs, it’s very hard to get on his wheel, so let’s see if that really explosive style of his starts petering out in the days to come. Meanwhile, maybe I can start trying to form alliances.”

訳「（ベルナルも強いが）ログリッチとポガチャルもかなり強い。ポガチャルはマジで爆発的な走りを登りで見せていた。そんな彼を追うのはかなりしんどい。そんなポガチャルの強さが休息日以降も続くのか注目やね。それと同時に今後は自分もポガチャルと協調して走れるかもしれないね」

というわけで、ランダは調子が上がっているように自身でも感じているもよう。その調子ならば、絶好調のポガチャルと協力して2強であるベルナルとログリッチに攻撃をしかけられるのではないか？そんな風に考えているのだろう。

ポガチャルとランダが二人で抜け出してベルナルとログリッチがお見合いで置いてけぼり、そんな光景が見られるか？

どちらにしろランダもかつての輝きを取り戻してもらわないと総合争いが盛り上がらない。まだ2週間あるのに、もう勝負はBとRとPだけに絞られたではおもしろくない。