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Bora-hansgrohe激怒!ドワルスも出場不可

Bora-hansgroheがE3、ヘントに続きドワルスも欠場へ

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昨日のヘント〜ウェヴェルヘムでは、ある1つのワールドツアーチームの参加が拒否されていた。そう、Bora-hansgroheである。

Bora-hansgroheはE3の直前に、メンバーのマット・ウォールズ(Matt Walls)がコロナ陽性。そして濃厚接触の疑いということでチーム全体として同レースのスタート直前に撤退していた。

だがその後、しっかりとした隔離措置と検査を行いUCIとヘントの主催者の両方から、ヘント出場許可を得ていた。だがしかしE3のコロナ検査の責任者である医師が同チームに対して7日間の検疫とレース自粛を課したのだ。

それにより、チームはヘントはおろか、次のセミクラシックであるドワルス(DDV:Dwars door Vlaanderen)にも出場できなくなる見込みだ。これは、モニュメントの王様ロンド・ファン・フランデレン・ファンに向けてその前哨戦を戦えないまま、ほとんど実戦での調整・準備を行えないまま、ぶっつけ本番でロンドの大舞台を戦うはめになることを意味する。

この医師決定について、Bora-hansgroheの責任者デンクおじさん(Ralph Denk)が激怒。怒りのプレスリリースを発表している。以下のリンクで見てもらいたい。

チーム公式:BORA – hansgrohe denied start at Gent-Wevelgem

I am very disappointed and angry.

訳「めっちゃ失望し、そして怒りを覚える」

Honestly, I can’t understand why other teams are allowed to race after similar cases.

訳「ぶっちゃけ今回の医師の判断は理解できひんわ。なんで同じようなケースでも他のチームは出場が許されて、うちだけアカンの?わけわからんわ」

激おこである。デンクおじさんは、医師の判断が恣意的な基準でなされており、その出場可否の基準が不明確だと批判する。

ただまぁ、デンクおじさんには悪いけど、今回の医師の判断もわからないではない。

というのは、先日のフランスのロックダウン実施とパリ~ルーベの開催が不透明とのネタを紹介したように、ヨーロッパ各地でも何度目かのコロナ大爆発という状況があるからだ。どうしても医師の判断が慎重にならざるを得ないという心理もわかる。ひょっとしたら最近、当局やベルギーの医師会のようなものから慎重になるよう通達が出ているのかもしれない。

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