次世代コンポとスマートトレーナー
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今回はただの妄想記事。
元ネタは海外メディア「Patent Patrol: FSA wireless drivetrain with wireless charging?」という記事。この記事はワールドツアーチームも使うコンポメーカーのFSAの特許情報についてのもので、非接触給電(つまりワイヤレス充電)をFSAが将来的に搭載するのではないかという記事。
今回はそのネタから派生して、コンポだけでなくスマートレーナーの進化も妄想する。
次世代コンポはワイヤレス充電?
すっかり日常生活になくてはならないものになったスマホ。最近はワイヤレス充電を搭載するものが増えてきた。まだ多数派ではないだろうが、今後増えていくことが予想される。
一般人の生活において考えてみれば、現代の最新技術はまずスマホやそれに類するガジェットに搭載され、スマホに採用された技術が他の分野にも降りていくという流れになっている?とは言い過ぎだろうか。
そしてロードバイクのコンポは電動化が進んでいるし、今後も拡大していくはずだ。ならば、ロードバイクの電動コンポにもワイヤレス充電機能が搭載されることはもはや自明の理。
もちろん最初に搭載するのは、革新性に定評のあるスラム(SRAM)のRedシリーズだろう。
現在の電動コンポのようにバッテリー部分を取り外して充電させたり、バッテリー部分にコードを差してコンセントで充電するといったことが不要になる。
もっといえば、電磁誘導のための送電用コイルが内蔵された台の上にバイクを置くだけで電動コンポに充電がなされるようになるかもしれない。
スマートトレーナー(ハイテクローラー台)のハブ化・ドッキングステーション化
コンポがワイヤレス充電を搭載するならば、給電用システムが必要となる。バイクを置くだけで充電されるので、もちろん、これまでただバイクを支えるだけだったバイクラックや、今ならばスマートトレーナー(ハイテクローラー台)も進化するだろう。特に後者の進化は当然。
将来的には次のような機能が搭載されるのではないか。
- バイクを置くと自動的にスマートレーナーのスイッチが入る(衝撃感知?)。バイクを下ろすとスイッチが切れる
- 電動コンポへの充電が自動的になされる
- 電動コンポが記録した変速回数などの履歴やパワーメーターに記録された情報などの各種データが、スマートレーナーに転送され、ディスプレイに表示される
- スマートレーナーから直接ネットにデータがアップロードされる(スマホなどを経由する必要なし)
- 登録した個人データやこれまでのトレーニング/ライドのデータを分析し、スマートトレーナーが、より効率が高く、より合理的なギア比、ケイデンス、出力を提案する。たとえば、「あなたの場合、この斜度なら今のギア比よりもこっちのほうがええで」とか「こう走ったほうが肉体への疲労が少なく、何ワット節約でき、何秒の短縮になるで」とか。またトレーニング中にもリアルタイムに指示が飛ぶ。
- 簡易的なバイク検査機能の搭載。バイクをスキャンし、フレームの損傷具合、タイヤの磨耗具合などをチェックしてくれる
- バイクの重量だけでなく、人間の体重、体脂肪なども測定してくれる
- FDJの監督のゲキを再現
などなど・・・。つまり、スマートレーナーそのものが全てのデータを統合・管理するハブ(Hub)的な、ドッキングステーション的な役割を果たすようになるのではないか。
他にもあれば便利な機能とかあるかな?どうだろう。
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人類は誰しもみな心の中にマディオ監督がいるものですが、スマートトレーナーの中にもいたのですね・・・
マディオは永遠・・・そう、世界遺産・・・
やがては電子の妖精になるブヒ。