イネオスのチーム予算は2020年度で約65億円
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人類の歴史に残るであろう大感染(パンデミック)となった新コロナウイルス。昨年はコロナ初年度として春先から世界中で大混乱と大停滞の一年だった。
だがイネオス(INEOS Grenadiers)はそんな昨年でも、約65億円のチーム予算を維持していたもよう。
情報源:Ineos Grenadiers maintained a €50 million budget in 2020
チームイネオスを所有するのはTour Racing Limitedという企業だが、同社が先週チームの昨年度の決算を公開した。それによると、チーム予算は5010万ユーロ(約65億円)だった。
2019年度は約5080万ユーロ(約66億円弱)だったので、たった(?)の€700,000(約1億円)ほどの下げ幅でしかなかった。他チームでは大きな予算カットがあったにもかかわらず、相変わらずイネオスは圧倒的リッチであることを示している。
イネオスの前身たるチームSky時代のチーム予算は2017年度が3490万ユーロで、2018年度の予算が4290万ユーロだった。しかし、イネオスがSkyを買収したのは2019年度にはそれが5080万ユーロまで増えた。そして2020年度は5080万ユーロだった。ここ数年で単純にチーム予算が1.5倍弱に膨れ上がったと言える。
ただ昨年そして今年のツール・ド・フランスを見てもツール常勝集団だったイネオスの黄金時代は過ぎ去ったといえる。その山岳トレインの神通力も消え去った。それでもスポンサーのイネオス社はこれまで同様の予算をつぎこみ続けるのだろうか?給料カットに踏み込のか?チームの合理化はあるのか?など今年のシーズンオフの話題に注目したいところ。あとはもちろん今年の移籍市場に要注目。そこにはイネオスの今後のチーム作りの方針が現れるからだ。
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アレも欲しいコレも欲しいとかき集めたタレント揃えておいてツール未勝利… 強力な布陣だっただけに、これはチーム内でもスポンサーとも一悶着ありそうですね
ジロではうまく機能してたので、監督・コーチ陣は責められそう… ニコラ・ポルタル氏が抜けた穴が大き過ぎるのかもしれません
あとは、来年はゲラント・トーマスがどうするのかが1つのポイントになると思うブヒ。
まだ来年もツールでエースを担うつもりなのか、それとも完全にアシストに回るか。
おそらく来年のツールのエースの選択肢はもうベルナルしか残っていないと言えるだろうけど、ベルナル単独エースでいくのか、それともゲイガンハート、カラパス、ベルナルを全てツールにつぎこむのか。来年のグランツール戦略はちょっとした驚きがあるかも?