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アスタナのアレクセイ・ルツェンコ(Alexey Lutsenko)が、チームとの契約を延長した。チームツイッターを。
💥 @AlexeyLutsenko3 set for three more seasons in Astana Team!
— Astana – Premier Tech (@AstanaPremTech) September 7, 2021
📰👉https://t.co/AITm7sYQOI
📸 @GettySport pic.twitter.com/ZqRf4sk0BF
契約期間は3年。2024年まではアスタナで走ることになる。現在29歳なので節目となる30歳前にアスタナとの延長を決め、しかも3年契約。そしてカザフスタン人であることを考えると、もうこれから引退までずっとアスタナで走る考えがあるのかもしれない。
アスタナは、今年からカナダの農業系IT企業のプレミア・テック(Premier Tech)社がタイトルスポンサーとなっていたが、来年からは同社はそれをやめるのは既報の通り。おそらく他のチームのスポンサーとなると思われる。
→関連記事:今年限りでアスタナからPremier Tech社がタイトルスポンサーから撤退
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その原因は、チーム内部の権力闘争というか人事権の争いだと考えられている。というのも、ツール・ド・フランス直前になって現場の最高権力者(?)の大佐ことアレクサンドル・ヴィノクロフを現場から解任。これはプレミア・テック社の意図によるものだと言われている。
しかし、カザフスタン政府の息がかかったチームであるために、カザフスタンの英雄である彼をツールという大舞台で現場から追放するのはカザフスタンには許容できるものではない。
そこで内部で対立が発生。プレミア・テック社のスポンサー離脱につながったのだろうと考えられる。