Newsletter Subscribe
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
チームEFの3つの契約ニュースをまとめて紹介。
まずアメリカ人の22歳の若者シーン・クイン(Sean Quinn)が、同国のコンチネンタルチームのHagens Berman AxeonからEFへ移籍する。
“I like hearing from guys with a lot more experience than me. A lot of veteran riders are on the team and it will be really cool to ride with them and learn from there.
— EF Pro Cycling (@EFprocycling) October 15, 2021
Join us in welcoming our newest teammate, Sean Quinn! 🇺🇸 🚲
More here: https://t.co/YjF5zz9IJK pic.twitter.com/1ewHeDUr78
調べてみたらこの選手は2019年には研修生としてDeceuninck-QuickStepに所属していたようだ。
選手としてはクライマーだが、身長が186cmという大柄なクライマー。チームCEOのジョナサン・ヴォーターズ(Jonathan Vaughters)が言うには、大柄なクライマーは万能な選手になる傾向があるとのこと。パワーが出せるからだろう。平地でも強くなれる可能性がある。グランツールの経験をつませ、強力なアシストになることも、そしてそこからひょっとしたら総合エースという可能性をも見出しているのかもしれない。
契約は2年で、2023年まで。
次にもうひとり新しく加入してくる若者が、グルパマFDJ傘下の育成チームEquipe continentale Groupama-FDJのマライン・ファン・デン・バーグ(Marijn van den Berg)だ。こちらは22歳のオランダ人。
“I can’t wait to be on the team next year. I’m super happy that I found a team like EF for the coming season.”
— EF Pro Cycling (@EFprocycling) October 13, 2021
Our thoughts exactly, Marijn! More from the Dutch racer as he looks ahead to the WorldTour here: https://t.co/dAeHA0ja09 pic.twitter.com/5ls8Wk4g9o
タイプはスプリンターで、今年は若手の登竜門としておなじみのツール・ド・ラヴニールで3つのステージで優勝(1つはチームタイムトライアル)し、さらには最終的にポイント賞をも獲得している。
チームEFによると、彼はスプリンターではあるものの、ピュアスプリンターではなく登れるスプリンターという評価だ。
逃げに乗っても最後にスプリントで勝てるし、アップダウンのあるコースやちょっとした山岳ステージでも最後まで残れて勝てる。チームにとってはそんな可能性が魅力的だったようで、今回の契約となった。
そして最後は契約延長の知らせだが、こちらも若い選手だ。
“I’m so happy to be on this team. They trusted me and gave me a chance even when I was really young. Now it’s a question of what I can give back.”
— EF Pro Cycling (@EFprocycling) October 14, 2021
We’re so excited to keep riding with Jonas, especially after his recent Roubaix ride. More on his extension: https://t.co/1QWhX0EpsL pic.twitter.com/hwaNbgra7a
ドイツ人の23歳ヨナス・ルッチがチームとの契約を延長、3年契約で2024年まで同チームで走ることになった。
ルッチは身長が197cmとかなり大柄な選手。プロトンでもピンク色のジャージでデカい選手がいればヨナス・ルッチだとわかりやすい。
今年は初めてのグランツールデビューをツール・ド・フランスで飾るという素晴らしい年となった。そしてしっかりと3週間を最後まで走りきり、新人賞9位でフィニッシュ。
さらに今年は本物の地獄と化したパリ~ルーベにも初出場で、なんと11位でゴール。
おなじく初出場だった1位のソンニ・コルブレッリ、2位のフロリアン・フェルメルシュ、3位のマチュー・ファン・デル・プールたちの化け物っぷりに隠れてしまったが、このルッチもとんでもない才能の持ち主だとわかる。
昨年にチームEFに入りワールドツアーデビューして今年2年目だが、グランツールデビューがいきなりのツールでしかも完走、そしてパリ~ルーベでもすばらしい走り。そして今回の3年契約。チームからの期待の大きさがうかがわれる。