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ロードレースとロードバイク

22歳22歳23歳!チームEFの新しい契約情報

チームEFが3人の若い才能との新しい契約を発表

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チームEFの3つの契約ニュースをまとめて紹介。

まずアメリカ人の22歳の若者シーン・クイン(Sean Quinn)が、同国のコンチネンタルチームのHagens Berman AxeonからEFへ移籍する。

調べてみたらこの選手は2019年には研修生としてDeceuninck-QuickStepに所属していたようだ。

選手としてはクライマーだが、身長が186cmという大柄なクライマー。チームCEOのジョナサン・ヴォーターズ(Jonathan Vaughters)が言うには、大柄なクライマーは万能な選手になる傾向があるとのこと。パワーが出せるからだろう。平地でも強くなれる可能性がある。グランツールの経験をつませ、強力なアシストになることも、そしてそこからひょっとしたら総合エースという可能性をも見出しているのかもしれない。

契約は2年で、2023年まで。

次にもうひとり新しく加入してくる若者が、グルパマFDJ傘下の育成チームEquipe continentale Groupama-FDJのマライン・ファン・デン・バーグ(Marijn van den Berg)だ。こちらは22歳のオランダ人。

タイプはスプリンターで、今年は若手の登竜門としておなじみのツール・ド・ラヴニールで3つのステージで優勝(1つはチームタイムトライアル)し、さらには最終的にポイント賞をも獲得している。

チームEFによると、彼はスプリンターではあるものの、ピュアスプリンターではなく登れるスプリンターという評価だ。

逃げに乗っても最後にスプリントで勝てるし、アップダウンのあるコースやちょっとした山岳ステージでも最後まで残れて勝てる。チームにとってはそんな可能性が魅力的だったようで、今回の契約となった。

そして最後は契約延長の知らせだが、こちらも若い選手だ。

ドイツ人の23歳ヨナス・ルッチがチームとの契約を延長、3年契約で2024年まで同チームで走ることになった。

ルッチは身長が197cmとかなり大柄な選手。プロトンでもピンク色のジャージでデカい選手がいればヨナス・ルッチだとわかりやすい。

今年は初めてのグランツールデビューをツール・ド・フランスで飾るという素晴らしい年となった。そしてしっかりと3週間を最後まで走りきり、新人賞9位でフィニッシュ。

さらに今年は本物の地獄と化したパリ~ルーベにも初出場で、なんと11位でゴール。

おなじく初出場だった1位のソンニ・コルブレッリ、2位のフロリアン・フェルメルシュ、3位のマチュー・ファン・デル・プールたちの化け物っぷりに隠れてしまったが、このルッチもとんでもない才能の持ち主だとわかる。

昨年にチームEFに入りワールドツアーデビューして今年2年目だが、グランツールデビューがいきなりのツールでしかも完走、そしてパリ~ルーベでもすばらしい走り。そして今回の3年契約。チームからの期待の大きさがうかがわれる。

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