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ロードレースとロードバイク

バーレーンがダミアーノ・カルーゾとジーノ・マーダーとの契約を延長

バーレーン・ヴィクトリアスの契約更新情報

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先日、バーレーン・ヴィクトリアスから新城幸也の契約延長が発表されたが、昨日新たに2名の選手の契約延長が発表された。ダミアーノ・カルーゾ(Damiano Caruso)とジーノ・マーダー(Gino Mäder)だ。

今回の延長によりカルーゾが2023年まで、マーダーが2024年までとなる。

イタリア人の34歳のベテランのカルーゾといえば、なんといっても今年のジロ・デ・イタリアでの大活躍だろう。なんとエガン・ベルナルに続いて総合2位というものすごい結果で終わった。

しかも、もともとカルーゾはエースではなく本来はアシストだった選手。エースはミケル・ランダだったが、第5ステージで落車リタイア。急遽代役エースとなったのがカルーゾだった。そのときのことは覚えている人も多いと思う。

また、そのジロの第20ステージではステージ優勝もあげているし、さらに今年のブエルタ・エスパーニャでも第9ステージで優勝している。

6年前の2015年にはジロを総合8位で終えた経歴を持っていたが、34歳になってからキャリア上で最大の栄光を挙げたといえる。人生何が起こるかわからないものだ。

ジーノ・マーダーは24歳のスイス人。カルーゾと同様に今年はジロ・デ・イタリアでは第12ステージでリタイアとなったが、第6ステージ優勝をあげた。それはプロになって初のグランツールでのステージ優勝。さらに今年のブエルタ・エスパーニャでは総合5位で終えるとともに、新人賞をも獲得。実に良い年になったと思われる。バーレーン・ヴィクトリアス期待の若侍だ。

コルブレッリらの活躍もあるが、これら両名の活躍も今年のバーレーン・ヴィクトリアス全体の快進撃を印象づける要素となったのは間違いない。今年の大成功を受けてチーム内の雰囲気もとても良いのではないか。逆にいえばチーム内競争が激しいとも言えるが、新城幸也としても良いチームに所属できているという感覚はあるのではないだろうか。

カルーゾとマーダーはもともと来シーズンの契約は残っていたようだが、それでも今年中に2023年以降の契約についても早々と延長された。チームからの期待・信頼の表れと言える。

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