2022ツアー・オブ・オマーン第6ステージのM.リケーゼ降格処分について。カヴェンディッシュへの進路妨害
昨日の2022オマーン最終日に、マキシミリアーノ・リケーゼがマーク・カヴェンディッシュの進路を妨害したとして降格処分に。
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昨日の2022ツアー・オブ・オマーン最終日、その第6ステージは予想通りにゴール前スプリントでの決着となった。注目はなんといっても復活のフェルナンド・ガビリア&その相棒マキシミリアーノ・リケーゼのコンビと、マーク・カヴェンディッシュとの対決。
興奮必至のスプリント勝負となったわけだが、結末は少し意外なものとなった。ガビリアの相棒リケーゼが、カヴェンディッシュに対する進路妨害で降格処分となったのだ。
さっそくそのハイライト動画をどうぞ。
ゴール前でカヴェンディッシュがリケーゼに対してガチギレしてるのがわかる。
このときのリケーゼの動きを切り出してみると、
この時点でリケーゼはエースのガビリアを発射させた。そしてリケーゼ本人はバイクエクスチェンジのカーデン・グローブスを抜く意思がなければ、走行ラインを変更しないでそのまま後ろに下がるべきだった。
だがリケーゼはここでカーデン・グローブスを抜こうとしたのか、ガビリアとのワンツーフィニッシュを狙ったのかは不明だが、グローブスの右側(→へ)に走行ラインを変えてしまった。
これによりリケーゼの後ろから追い上げたカヴェンディッシュの進路を妨害することになった。
カヴェンディッシュは右手をあげ、体全体で抗議。本人は勝てると思っていたのだろう。その悔しさを露わにした。実にカヴェンディッシュらしい。