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昨夜のドワーズ・ドア・フラーンデレン(Dwars door Vlaanderen)については夜に感想と結果をすでに書いたが、4位に入ったのはLotto SoudalのTTスペシャリストのヴィクトール・カンペナールツ(Victor Campenaerts)。
トム・ピドコック(Tom Pidcock)はカンペナールツのことを「Mr.エアロ」と評するが、そんなカンペナールツが当日使っていたフロントリングは、本来のチーム機材であるシマノのデュラエースのそれではなかったようだ。
情報源:Campenaerts’ teeth: One chipped and 58 on his chainring
Victor Campenaerts wordt 4e: “Ik heb getoond dat ik had kunnen winnen, de grote favoriet was er zelfs niet bij in de finale” https://t.co/vcpFCFboIp #DDV22 pic.twitter.com/mpU2qquDJv
— Sporza 🚴 (@sporza_koers) March 30, 2022
この日カンペナールツが用意したのは58Tのフロントリング。現行(最新)のデュラーエスR9200には54Tまでしかない(R9100系には55Tがあった)。
そこで彼が使ったのは、Rotorの58Tチェーンリング「AERO ROUND RING 110×4 OUTER BLK 」だろうと思われる。
カンペナールツはRotorというブランドロゴを黒いビニールテープで隠していた。情報源記事にその画像があるので見て欲しい。
チェーンリングには、Rotorの特徴でもある「MADE IN SPAIN」の文字が見える。
このチェーンリングに加えて、しっかりとワックスを塗布したチェーンも用意。さらには狭小はハンドルも準備し、エアロ性能を追求していた。
これはレース前から下りでアタックする計画をたて、入念に準備していたことを示すのではないか。
なお情報源記事によると多くの選手は56Tを、そしてカンペナールツの1つ上の3位に入ったピドコックは53Tを使っていたようだ。