本日UCI公式に移籍市場がオープン。移籍情報・噂のまとめ

今日8/1日をもってUCIルールとしては公式に移籍契約の解禁となる。もちろんみんな知っているように、裏では移籍交渉はすでに新春からスタートしているわけだが。

そこで2023年に向けたこれまでの移籍の噂をいくつかまとめた記事の紹介。

情報源：Transfer window preview – Cavendish, Carapaz among big names on the market

マーク・カヴェンディッシュ

まず今年の移籍市場最大の注目はやはりマーク・カヴェンディッシュとなるだろうか。

すでに現所属チームであるクイックステップのボス、パトリック・ルフェーブルは「カヴェンディッシュは来年うちのチームにはいない」と明言しているので移籍は確実。

そして移籍先の候補として最近名前が上がっているのが、ProTeamのB&B Hotels – KTMだ。

パリがチームB&B Hotels-KTMと提携か。カヴェンディッシュの獲得も目指す？

ちなみに同チームは来年から小売業で有名で日本でもおなじみのカルフール（Carrefour）が共同タイトルスポンサーとなる予定だ。

B&B Hotels-KTMは来年から「Carrefour-B&B Hotels team」？カルフール（Carrefour）社がタイトルスポンサーになるもよう

ナイロ・キンタナ

コロンビア村長ことナイロ・キンタナも今年限りで所属チームのアルケア・サムシックとの契約が切れる。いくつかのチームが接触していたようだが、キンタナとしてはアルケア残留を希望しているようだ。

今年のツール・ド・フランスでは総合6位でフィニッシュと奮闘し、まだまだ走れることは証明ずみ。

リチャル・カラパスとイネオス

東京五輪ロードレースの金メダリストでエクアドルの英雄リチャル・カラパスは、イネオスからEF Education-EasyPostへ移籍することが確実視されている。

リチャル・カラパスとアダム・イエーツが移籍か？2023年に向けたイネオス関連の噂

アダム・イエーツはイネオスに残留を希望しているようだ。

またイネオスはDSMからテイメン・アレンスマン（Thymen Arensman）を獲得しようとしているらしい。

ユンボ・ヴィズマ

ユンボ・ヴィズマは今年のツール・ド・フランスでワウト・ファン・アールトの獅子奮迅の働きに象徴されるチーム力によって、念願のツール総合優勝を若きエースのヨナス・ヴィンゲゴーが達成した。

そんなユンボは、Bora-hansgroheからウィルコ・ケルデルマンを、GroupamaｰFDJからアッティラ・ヴァルテルを、そしてBahrain Victoriousからヤン・トラトニックを獲得しようとしていたとかなんとか。

ティム・ウェレンスとUAE

現在Lotto Soudalのティム・ウェレンスは、タデイ・ポガチャルのいるチームUAEへの移籍が噂されている。

UAEでポガチャルの女房役を務めるラファウ・マイカについては残留予定。その他のブランドン・マクナルティやジョアン・アルメイダらはまだ契約が残っているので、来年のツール・ド・フランスでもチーム構成は大きく変わらないのではないだろうか。

その他

• （追加）イネオスがプリモシュ・ログリッチに接触？
• イネオスのエディ・ダンバー → バイクエクスチェンジへ？
• UAEのフェルナンド・ガビリア → ？？
• アンテルマルシェのアレクサンダー・クリストフ → Uno-X
• アルペシン・ドゥクーニンクのティム・メルリール → クイックステップ
• DSMのセーアン・クラーウ・アナスン → アルペシン・ドゥクーニンク？
• バイクエクスチェンジのカーデン・グローブス → アルペシン・ドゥクーニンク？