南アフリカの億万長者により新プロチーム誕生か。元ディメンションデータやクベカ・ネクストハッシュのGMダグラス・ライダーが創設へ動く
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来年度2023年シーズンを前に新しいUCI ProTeamが誕生するかもしれない。
元ワールドツアーチームで今は消滅したディメンションデータとクベカ・ネクストハッシュのGMだったダグラス・ライダー(Douglas Ryder)が、どうやらたらしいプロチームを作ろうとしているようで、それはProTeamカテゴリーのチームとなるようだ。
れまで彼のチームを支えてきたのは、アフリカでチャリティー活動を続ける団体クベカ(Qhubeka)だが、今でもワールドツアーチームでなくなったもののコンチネンタルチームのTeam Qhubekaとしてはレース活動を続けている。
とある情報筋によれば、ダグラス・ライダーを支援するのは南アフリカの億万長者アイバン・グラゼンバーグ(Ivan Glasenberg)のようだ。
アイゼン・グラゼンバーグは、スイス資本の世界最大級の資源商社グレンコアの前CEO(2021年退任)。(参考:グレンコア贈賄、ビリオネア元幹部2人も関与か-米当局の書類が示す
ビジネスの現場から引退したグラゼンバーグはスイスで暮らしているようだが、なぜか熱心な自転車ファンになったようだ。そこで「ロードレースのプロチームを持ってみるか」、と思ったのかもしれない。
そんな彼の保有資産は一説によると約7000億円とも。ファッ!?
現時点でダグラス・ライダーとアイゼン・グラゼンバーグとの間でどのようなレベルの、どのような内容の話がまとまっているのかは不明。またライダーがどういったスポンサーを集めようとしているいのかもわからないが、情報源メディアがライダーに質問したところ、
ライダー「今はノーコメントとしかいえない段階」
と返答。つまりチームを作ろうとしているのは暗に認めていると思われる。