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今年ツール・ド・フランス期間中のUCI規制の鎮痛剤トラマドールを使ったとするルール違反で揺れるナイロ・キンタナ(Nairo Quintana)。先日は所属していたProTeamのアルケア・サムシック(Arkéa-Samsic)との契約解消も発表。
時期的に移籍市場の終わりが見えてくる時期で、そんな時期に来年度の所属チームが決まるのかとも思われるが、フランスチームが彼に興味を示しているとの情報もあがってきていた。
そうしたフランスチームの1つとして挙げられていたAG2R Citroënが、正式にナイロ・キンタナ獲得を目指していないことを明言した。
情報源:Ag2r Citroën deny reports of contact with Nairo Quintana
チーム公式声明では、はっきりと「キンタナ側と話し合ったことは一度もない」「彼を獲得しようとは考えていない」と述べている。
AG2Rがこのように立場を明確にしたので、これでこの話は終わりなのだが、一方で気になるのはアルケア・サムシック側の事情だ。
アルケアはナイロ・キンタナが獲得してきたUCIポイントがそれなりに多い。そしてアルケアは来年度に向けてワールドツアー昇格の申請をするわけだが、昇格後はキンタナがいなくなった分を他の選手らでポイントを稼げないといけなくなる。もちろん補強もするだろうが。
昇格後は2023年~2025年まで3年間ワールドツアーとして活動できるが、その3年間のポイントがまた降格するかしないかの審査の基準となる。そのためその3年間をキンタナなしで生き残らなければならない。
2013年~2015年になってますよ!
おっとこれは失敬。修正完了!
コメント感謝ブヒ!