いきなりポガチャル爆走！2023クラシカ・ハエン・パライソ・インテリオルの感想・ハイライト動画・結果

胃腸炎の影響で少しレース予定が狂った今シーズンのタデイ・ポガチャル（Tadej Pogačar）。そのシーズンインが昨夜のスペイン版ストラーデ・ビアンケことクラシカ・ハエン・パライソ・インテリオル（Clásica Jaén Paraíso Interior）だった。グラベルが名物のレースだ。昨年はじまったばかり。

ポガチャルはティム・ウェレンス（Tim Wellens）やマッテオ・トレンティン（Matteo Trentin）などの強力なチームメイトとともに出場。

果たしてどんな走りとなったのか？そして今年のハミ毛具合はどうだ？

コース

感想と展開

風呂から出たらポガチャル独走していた

GCNでの放送開始は23：30という遅い時間だった。24時前に風呂からあがってGCNにアクセスすると、

いきなりこの映像である。残り35kmの地点ですでにポガチャルが爆走し独走。追走とは約50秒の差をつけていた。まだシーズン初戦やで！

レースの最初の時点に戻ってみると、まだゴールまで140km残っていた時点では以下の数名が逃げていたようだ。

そして残り88kmの地点では、

その後いつのまにか逃げの中からは、モビスターのセルヒオ・サミティエル（Sergio Samitier）だけが逃げる展開になっていた。

残り44Km、ポガチャルが連続攻撃！

しかし残り44kmとなったところで、ポガチャルが攻撃！

さらにその直後に再び攻撃！！

そして上の独走が始まっていた。

ポガチャルを追う追走には、チームメイトのマルク・ヒルシ（Marc Hirschi）とティム・ウェレンス（Tim Wellens）がしっかりと残っていて他の選手たちが余計な動きをしないようしっかりとマーク。シーズン初戦からいきなり優勝を狙うポガチャルをしっかりとアシスト！

残り8km：ポガチャルにトラブル！

残り10kmをきってもポガチャルの快走は止まらない。追走とは1分以上の差。

だが残り8kmのグラベル区間でポガチャルが突然ストップ！

どうやらフロントタイヤのパンクだったようだ。

しかし追走とは1分以上の差があったため、ポガチャルの後ろにチームカーがついていた。すぐにスタッフが降りてきてタイヤ交換ではなくバイクごと交換。素早い判断だ。

結局、このトラブルもなんのその。ポガチャルは楽しそうに独走を続けて嬉しそうにゴール。

(‘A`)「アカン強すぎる･･･シーズン初めてのレース、しかもグラベルと石畳もあるレースで40km独走勝利かよ」

ポガチャル4年連続のシーズン初戦優勝

なおポガチャルはこれで、2020年～2023年まで全てシーズン初戦で優勝している。

2020年：ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ（Volta a la Comunitat Valenciana）総合優勝
2021年：UAEツアー総合優勝
2022年：UAEツアー総合優勝
2023年：クラシカ・ハエン・パライソ・インテリオル優勝 ←New！

(‘A`)「ホンマなんなん？この選手」

ハイライト動画

結果（トップ10）