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一昨日のオンループ・ヘット・ニュースブラッド(Omloop Het Nieuwsblad)から始まった2023年の春の石畳クラシック戦線。そんな中でみんな注目している選手の一人が、ロードレース界に押し寄せるニューウェーブを象徴するアルノー・デ・リー(Arnaud De Lie)だ。いうまでもなくロット・デスティニー(Lotto-Dstny)のまだ20歳のベルギー人スプリンターで、今年プロデビューしたばかり。
アルノー・デ・リーは石畳クラシック初戦のオンループでは落車して膝を負傷し血を流しながらも2位。そして昨日のクールネでは7位という上位でゴール。
ロット・デスティニーはこんな新人選手の活躍に目を見張り、「こんなすばらしい結果は予想していなかった」と語り、チームにとっても予想外の走りだったようだ。
情報源:‘We didn’t expect this’ – Lotto-Dstny on Arnaud De Lie’s rapid rise
アルノー・デ・リはすでに今年3勝をあげている(エトワール・ド・ベセージュでのポイント賞は除外)が、その後のクラシカ・アルメリアで2位、そしてオンループ2位、クールネ7位というのが現時点での戦績だ。
そんな20歳の若者の快進撃にチーム側も上述のとおり驚いているのだが、ある意味ではチーム側にとっても予定どおりとも言える。
というのも、情報源記事でのインタビューによると、チームは彼が純粋なスプリント合戦でも石畳クラシックでも勝てるだけの可能性を持っていると信じているからこそ彼を獲得したと話しているからだ。 そういう意味ではまさチームの計画通りではあるわけだ。
だがその成長速度の速さと、プロデビュー直後から続けて結果をしていることに驚いているのだ。
そんな成長著しい若者についてチームの今後の育成方針はやはり「じっくりと育てる」というものだ。これはレムコについてのパトリック・ルフェーブルと同様。ロット・デスティニー曰く、「アルノー・デ・リーをすりつぶすようなことはしない」とのこと。