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いよいよ今日が2023ジロ総合優勝バトルの実質的最終日。本日の個人TTで最後の審判が下される。そのコースは全長18.6kmと距離こそ短くもなく長くもない普通のTTだが、圧倒的に特徴的なコースとなっている。次を見てほしい。
5月27日(土)⚠️午後6:20〜
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) May 26, 2023
Cycle*2023 ジロ・デ・イタリア 第20ステージ
【タルヴィーズィオ 〜 モンテ・ルッサリ】
18.6 km(個人TT ★★★★★)
解説:中野喜文さん、辻啓さん
実況:永田実さん、足立清紀さん
〜J SPORTSオンデマンドでLIVE配信〜https://t.co/b5pK6om6fV#Giro #jspocycle pic.twitter.com/cq2JzSeDgY
前半は普通のコースだが、後半からとんでもないコースへと化ける。1級モンテ・ルッサーリを駆け上ることになるのだ。この1級山岳を詳しくみると次のようになる。
登坂距離7.5km、平均斜度12.1%、登りはじめからいきなり平均15.3%の激坂区間、しかも最大斜度22%だ。やばい。そしてゴール前は斜度が緩むが、そこでも再び最大斜度22%が登場!マジやべー。
この1級山岳区間は基本的に鬱蒼とした森の中を走る道で、ヘアピンカーブが連続する狭い道のようだ。これもうタイムトライアルに使うべきコースじゃないだろ・・・。そのコースをアルベルト・コンタドールが走っている動画を見てほしい。
ARE YOU READY?? 🔥🥵#Giro pic.twitter.com/hYqB1TmFsH
— Domestique (@Domestique___) May 26, 2023
最終日前日に山岳タイムトライアルということで2020年のツール・ド・フランスを思い出させる。伝説となった逆転劇が発生したツールであり、タデイ・ポガチャル伝説が始まったあの日だ。
だが悲劇のエースとなったプリモシュ・ログリッチは今回は総合首位ではなく総合2位。そのツールとは立場が違う。つまりあの悲劇は繰り返されない。はたしてログリッチは逆転イッパツマンとなれるか?嗚呼逆転王!