やはりこの男もってる!2023ジロ・デ・イタリア閉幕!最終日第21ステージの結果とハイライト動画
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昨日の第20ステージの山岳個人TTでついに逆転でマリア・ローザを奪い、実質的に総合優勝を確定させたプリモシュ・ログリッチ(Primož Roglič)。2020ツール・ド・フランス第20ステージのトラウマを払拭するような見事な逆転優勝だった。
そして最終日の今日はローマでの平坦スプリントステージ。ヨーロッパの歴史の中心?とも言えるようなローマにてジロを締めくくる勝利を挙げたスプリンターは誰だ?
目次
第21ステージのコース
5月28日(日)⚠️午後10:05〜
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) May 27, 2023
Cycle*2023 ジロ・デ・イタリア 第21ステージ
【ローマ発着】126 km(平坦 ★)
解説:浅田顕さん
実況:永田実さん
午後10:05〜(英語コメンタリー)https://t.co/QVlU3adgRE
〜J SPORTSオンデマンドでLIVE配信〜https://t.co/DMFSwUhAje#Giro #jspocycle pic.twitter.com/lHHVKnU7J1
ハイライト動画
176→125
今年の2023ジロ・デ・イタリアは22チーム×8人=176人でスタートした。しかし、昨日の第20ステージが終了した時点では125人まで激減した。3分の1弱がいなくなった計算になる。
コロナで大会を去る選手も続出したが、とにかく第1週の終盤から第2週ずっと悪天候だったことが痛かった。その第2週目は「呪われたジロ」と表現したくなるような期間だった。
マリア・ローザカラー
🇮🇹 #Giro
— Team Jumbo-Visma cycling (@JumboVismaRoad) May 28, 2023
A piece of art. 🪄 pic.twitter.com/sdu6XUSbzY
今日のユンボは、サングラスもボトルもいろいろピンク#ロードレース #ロードバイク #スポーツ #自転車 #ツール・ド・フランス #ジロ #ブエルタ #jspocycle #gcn #世界選手権 pic.twitter.com/BhUH4mhdOz
— ワイアードの豚@ロードバイク (@BikeNewsMag) May 28, 2023
やはりあの男もってる!最後の最後でやってのけた!
Thomas puxando Cavendish. Sem preço #Giro pic.twitter.com/T9CvrbjywP
— O País do Ciclismo (@opaisdociclismo) May 28, 2023
最後のゴールスプリントに向けて残り少しとなると縦に伸びるプロトン。そして残り1kmの手前でそんなプロトンの先頭でひきまくっていたのは、なんと総合2位のゲラント・トーマス(Geraint Thomas)!その少し後ろにはマーク・カヴェンディッシュ(Mark Cavendish)!イギリスのおっさんコンビだ!
上の画像は残り1.5kmの時点のものだが、カヴェンディッシュが絶好の位置にいる。ゴール前でこんな完璧な順番にいられるのは今年のジロで初めてか?まさかカヴェンディッシュくるのか!?
🐷「これ絶対、Gはカヴェンディッシュのために引いてるだろww」
思い出すのはブラッドリー・ウィギンスがツール・ド・フランスで優勝したときだ。その年の最終日のシャンゼリゼではマイヨ・ジョーヌのウィギンスがカヴェンディッシュのために先頭を引いていた。
さて、残り1kmのフラムルージュをすぎると集団の先頭も少し混沌としてくる。カヴェンディッシュも少し位置を下げる。だがマリア・チクラミーノを着るジョナサン・ミラン(Jonathan Milan)の背後のポジションをとることに成功。
🐷「絶好の位置やん!まさか最後の最後にくるのか?くるのか!?」
🔻 Today's last kilometre is the crowning of a legend 👑
— Giro d'Italia (@giroditalia) May 28, 2023
🔻 L'ultimo km di oggi è la consacrazione di una leggenda 👑#Giro #GirodItalia @Expo2030Roma pic.twitter.com/8n2kgXtS0u
🐷「うああああああ!マジできたあああああああああああああああああああああ」
現役最後のジロ・デ・イタリアだったが、これまでほとんどまともにスプリントできていなかった。そんな最後のジロの最後の日に、今年初勝利!この男やはりもってるわ!まるで神様が台本を用意していたかのような勝利だ。
38歳のカヴェンディッシュはこの勝利により、ジロ・デ・イタリア歴代最年長ステージ優勝の記録を更新。そして、グランツール54勝目、ジロは17勝目だ。
ゴール後のインタビューでゲラント・トーマスは、「カヴェンディッシュのアシストがルイス・レオン・サンチェスだけだったからワシが兄弟のために引いてやったんや」と明言。そしてこの抱擁シーン。
13 seconds to explain why we love this sport 🥹
— Giro d'Italia (@giroditalia) May 28, 2023
.
13 secondi per raccontare come mai amiamo questo sport 🥹#Giro #GirodItalia pic.twitter.com/Z3E3yIsumX
スキージャンプペア
— Cycling out of context (@OutOfCycling) May 28, 2023
ジロ・デ・イタリアの総合表彰台の最年長記録
📊 Experienced GT podiums | #Giro
— ammattipyöräily (@ammattipyoraily) May 28, 2023
41y 327d | Chris Horner | 🇪🇸13
40y 095d | Raymond Poulidor | 🇫🇷76
39y 143d | Alejandro Valverde | 🇪🇸19
38y 253d | Bartolomeo Aymo | 🇮🇹28
38y 097d | Raymond Poulidor | 🇫🇷74
37y 066d | Jean-Christophe Peraud | 🇫🇷14
37y 003d | Geraint Thomas | 🇮🇹23
レース全体のハイライト動画
結果
ステージトップ10
1 | Mark Cavendish | Astana Qazaqstan Team | 1位との差 |
2 | Alex Kirsch | Trek – Segafredo | ,, |
3 | Filippo Fiorelli | Green Project-Bardiani CSF-Faizanè | ,, |
4 | Alberto Dainese | Team DSM | ,, |
5 | Alexander Krieger | Alpecin-Deceuninck | ,, |
6 | Jake Stewart | Groupama – FDJ | ,, |
7 | Fernando Gaviria | Movistar Team | ,, |
8 | Michael Matthews | Team Jayco AlUla | ,, |
9 | Arne Marit | Intermarché – Circus – Wanty | ,, |
10 | Campbell Stewart | Team Jayco AlUla | ,, |
最終総合トップ10
1 | Primož Roglič | Jumbo-Visma | 1位との差 |
2 | Geraint Thomas | INEOS Grenadiers | 0:14 |
3 | João Almeida | UAE Team Emirates | 1:15 |
4 | Damiano Caruso | Bahrain – Victorious | 4:40 |
5 | Thibaut Pinot | Groupama – FDJ | 5:43 |
6 | Thymen Arensman | INEOS Grenadiers | 6:05 |
7 | Eddie Dunbar | Team Jayco AlUla | 7:30 |
8 | Andreas Leknessund | Team DSM | 7:31 |
9 | Lennard Kämna | BORA – hansgrohe | 7:46 |
10 | Laurens de Plus | INEOS Grenadiers | 9:08 |
最終各賞ジャージ
マリア・ローザ(総合) | 1位:プリモシュ・ログリッチ(Primož Roglič) 2位:ゲラント・トーマス(Geraint Thomas) 3位:ジョアン・アルメイダ(João Almeida) |
マリア・チクラミーノ(ポイント賞) | 1位:ジョナサン・ミラン(Jonathan Milan) 2位:デレク・ジー(Derek Gee) 3位:マイケル・マシューズ(Michael Matthews) |
マリア・アッズーラ(山岳賞) | 1位:ティボー・ピノ(Thibaut Pinot) 2位:デレク・ジー(Derek Gee) 3位:ベン・ヒーリー(Ben Healy) |
マリア・ビアンカ(ヤングライダー賞) | 1位:ジョアン・アルメイダ(João Almeida) 2位:テイメン・アレンスマン(Thymen Arensman) 3位:アンドレアス・レックネスン(Andreas Leknessund) |
チーム総合 | 1位:バーレーン・ヴィクトリアス 2位:イネオス・グレナディアーズ 3位:ユンボ・ヴィズマ |
Gもカヴもだけどおじさんが活躍してて嬉しい
まだまだおじちゃんも強い!ツールでもおっちゃんパワー炸裂!
ゴール時間が遅いので、今日は寝ようと思っていましたが朝早く目が覚めてしまい
Twitterでちょっとずつスクロールしていたらカヴェンデッシュの名前が出てきてびっくりでした!!前日のTTゴールした際に、凄く笑顔だったので気分が良かったかもしれないですね。国内選手権以来の勝利だったので久しぶりのガッツポーズが見れて嬉しいですね。Gのサポートも往年のファンからしたら感激でした・・2012年のシャンゼリゼを彷彿させますね(Bさん元気にしてるのかな・・)
本人も大喜びだったけど、ファンもみんな大歓喜の勝利になったブヒね。ツール・ド・フランスに向けて最高の準備になったのではないかと思うブヒ。
チームの雰囲気ももっとよくなるはず。
さぁこれでいよいよツールの歴史を塗り替えることへの期待感がアゲアゲ!
2年ぶりに、マン島超特急が炸裂!ツールへの期待が止められません。
Bさん元気かな…(乗っかり)。
これツールも最終日に優勝する流れが・・・キテル!(゚∀゚)