昨夜のドーフィネでRidleyの新TTバイクが登場。ようやくディスブレーキ化
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先日の記事で、このドーフィネでLOOK(今春から使われているもの)、BMC、Ridleyの未発表の新バイクが使われていることを紹介した。それが次の記事だ。
それに加えて、昨夜の第4ステージの個人TTではRidleyの新型TTバイクが使われたようだ。
情報源:New Ridley time trial bike spotted at Dauphine TT
Ridleyの現在のTTバイクは、DEAN FAST。本国の公式WEBサイトの画像と、情報源記事で掲載されている画像とを見比べると、明らかに違いがわかる。いくつか違う点が挙げられるが、最もわかりやすいのはブレーキ。現行のDEAN FASTはリムブレーキだが、昨夜のドーフィネで使われたのはディスクブレーキとなっている。
DEANはもともと2013年に登場したバイクだったが、ずっとリムブレーキということで設計が古いまま大きなリニューアルがされないままだったと言える。それが今回ディスクブレーキ化ということで、おそらくかなり大きな設計の刷新となっていると思われる。全く別物に進化している可能性がある。
実際フレームの形状も変わっている。わかいやすいのは、トップチューブとシートチューブの接続部分の構造だろうか。ヘッドチューブ周りのデザインも違っているように見える。それにシートステーも現行より細く(そして長く?)なっている?
このようにRidleyからは今後新バイクがいろいろ登場するようだが、ちょっと前に紹介したように現在Ridleyを使うロット・デスティニー(Lotto-Dstny)は、Ridleyとの契約を途中で解除し他ブランドのバイクへ乗り換えることを計画しているとの噂がある。もし事実ならばせっかく新型バイクを開発したのに、プロチームに使われないこととなり可哀想な感じ。でもひょっとしたらRidleyは別のチームと契約することも考えているのかも。