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ロードレースの2023ツール・ド・フランス第3ステージ

ゴール後に審議へ!降格処分?2023ツール・ド・フランス第3ステージの感想・結果・ハイライト動画

ゴール後の審議が発生!斜行による降格処分?2023ツール・ド・フランス第3ステージの感想・結果・ハイライト動画

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2023ツール・ド・フランス開幕して2日間はともにハードな登りがポイントとなり、アップダウンのあるワンデイクラシックをそのまま持ち込んだような熱い展開となったが、今日の第3ステージはピュアスプリンターたちがその瞬間的馬力と、勝ち筋を見極めるセンスとを競い合う平坦ステージという設定になっていた。

ただ決してド平坦ではなく、ちょこちょこ短い登りが続くコース。しかもゴール前は少しだけ登っていた。そのため予想よりずっと難しいスプリントステージになるかと思われたが、なんとゴール直後に審判団で審議が発生する事態になった。

第3ステージのコース

下の記事で紹介ずみなので、見ておいてほしい。

感想・ハイライト

悪魔おじさんならぬ、悪魔ミュージシャンが登場

今日はJスポのゲストに聖飢魔IIの悪魔、ルーク篁(たかむら)が降臨。途中で寝てしまった視聴者は生きたまま蝋人形にされた。

山岳賞ジャージがハッスル

スタートから飛び出し、逃げを決めたのは山岳賞ジャージを着るチームEFのニールソン・ポーレス(Neilson Powless)と、アルケア・サムシックのローラン・ピション(Laurent Pichon)の2名。プロトンはたった2名の逃げなのですぐに容認。

結果ポーレスは今日も全ての山岳賞ポイントを1位で通過で貯金を伸ばすことに成功。そのポイントを通過するたびに、

ロードレースの2023ツール・ド・フランス第3ステージ

このようにポーズを決めて観客を楽しませ、自分自身もツールを楽しむ。

この日の山岳ポイントは全部ポーレスが1位通過したが、中間スプリントポイントはピションが1位通過という形で仲良くポイントを山分け。

このへんの人間関係がプロスポーツの中でもロードレースをひときわ特徴的にする要素であり、長い歴史から生まれた習慣・暗黙のルールの基礎となる要素の1つだ。

そしてプロトンは大きなトラブルもなく好天の中ずっと穏やかに走り続けていた。

ラフェも元気

昨日ラスト1kmですばらしいアタックを決めて優勝したコフィディスのヴィクトル・ラフェ(Victor Lafay)。今日はポイント賞ジャージのマイヨヴェールを着用。

ロードレースの2023ツール・ド・フランス第3ステージ

途中で中間スプリントポイントを取るため一人でプロトンから抜け出すも、誰も彼を追わない。そのまま逃げの2名に続いて3番目でポイントを獲得。そして上の画像のように笑顔で周囲へ挨拶。気持ちよさそう。

今日のポガチャル

降格処分?ゴール後に審議が発生!

ポーレスとピションはずーっと逃げ続けるが、この日のミッションを先に完了したポーレスがまずお仕事終了でピションとお別れ。

その後ピションは一人で走り続けるが、プロトンは大きなトラブルもなかったこともあり、残り38kmあたりで早めにピションを吸収してしまう。プロトンは一団となりゴールスプリントに向けて緊張を高めていく。

一歩間違えばあわや大落車かという危険な瞬間が数度ありつつもプロトンは少し登り基調のゴール前へなだれ込む。そこからゴールまで次の動画で見て欲しい。

マチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)からのヤスパー・フィリプセン(JasperPhilipsen)が、ワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)を抑えて勝利!

このゴールを見て🐷はすぐにJスポの配信を切ったのだが、ツイッターを見るとなにやら様子がおかしい。現地では勝利の正式なアナウンスが流れておらず、ゴール地点の関係者らもみんな困惑気味。どうやら審判団が審議に入ったようだ。

問題となったのがこの場面だ。

ロードレースの2023ツール・ド・フランス第3ステージ

フィリプセンによってワウトがフェンス際へ押しやられている。実際にワウトはそこで踏むのをやめ、スプリントを諦めた。審判団はフィリプセンが禁止行為の斜行をしたのではないかと考え、審議に入った。

審議中のAA

だが最終的にフィリプセンの優勝が認められた。正式に勝利者インタビューを受けた。

レース全体のハイライト動画

結果

ステージトップ10

1Jasper Philipsen Alpecin-Deceuninck1位との差
2Phil Bauhaus Bahrain – Victorious,,
3Caleb Ewan Lotto Dstny,,
4Fabio Jakobsen Soudal – Quick Step,,
5Wout van Aert Jumbo-Visma,,
6Mark Cavendish Astana Qazaqstan Team,,
7Jordi Meeus BORA – hansgrohe,,
8Dylan Groenewegen Team Jayco AlUla,,
9Mads Pedersen Lidl – Trek,,
10Bryan Coquard Cofidis,,

総合トップ10

1Adam Yates UAE Team Emirates1位との差
2Tadej Pogačar UAE Team Emirates0:06
3Simon Yates Team Jayco AlUla,,
4Victor Lafay Cofidis0:12
5Wout van Aert Jumbo-Visma0:16
6Jonas Vingegaard Jumbo-Visma0:17
7Michael Woods Israel – Premier Tech0:22
8Jai Hindley BORA – hansgrohe,,
9Carlos Rodríguez INEOS Grenadiers,,
10Mattias Skjelmose Lidl – Trek,,

各賞ジャージ

ジャージ選手名チーム名
マイヨ・ジョーヌ(総合首位)アダム・イエーツ(Adam Yates)UAE Team Emirates
マイヨ・ヴェール(ポイント賞)ヴィクトル・ラフェ(Victor Lafay)Cofidis
マイヨブランポワルージュ(山岳賞)ニールソン・ポーレス(Neilson Powless)EF Education-EasyPost
マイヨ・ブラン(新人賞:25歳以下)タデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)UAE Team Emirates
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